焦げ付きには重曹を粉のまま振りかけて
そのままクレンザーのようにこすると
とってもよく落ちます。
が、こするのが面倒だったり
対象が傷つきやすかったりする場合は
「煮洗い」という方法が便利。
重曹をステンレスの鍋に加えて
ぐつぐつ煮ると不思議~と
こびりついたコゲが浮いてきます。
これは重曹そのものの力というより
重曹に熱を加えると強いアルカリ性になり
(炭酸塩になる)その力が油汚れやコゲを
ゆるませるんですな。
それは便利。
とてもよく落ちる。
しかし面倒くさい。
そう、とても面倒くさいの。
大き目の鍋を出し、水を満たし
重曹を入れて、沸騰させ
煮込む。
コゲを落として、また大きい鍋を洗ってしまう。
面倒くさいよね~
というわけで、それほどひどい
コゲじゃない場合は
セスキ炭酸ソーダを利用します。
セスキ炭酸ソーダは重曹(PH 8.4)よりもともと
アルカリ度が高いPH 9.8、そして何より
わざわざ沸騰させなくてもとっても
水に溶けやすい。
その性質を利用します。
たとえば電子レンジなどの網皿。
かるいコゲが。
かといって煮洗いするほどでもない。
かといって擦り洗いは傷もつくし、
力もいるので大変。
私はこのくらいのコゲつきは
水道のお湯+ポットの熱湯で適温にして
そこにセスキ炭酸ソーダを大匙およそ1
くらい溶かしたものに漬けこみます。
鍋は面倒なので、大き目のたらいです。
これで半日くらい。
しばらくするとちゃんとコゲが剥がれてきます。
適度にゆるんだら、スポンジではなく
マイクロファイバークロスで軽くこすります。
クロスの方が、スポンジよりもしっかりと
汚れに密着できるので擦り洗いにむいてます。
コゲがとれたら、普通に石鹸で洗って
手軽にピカピカになりました。
酷いコゲつきになってしまう前に
小まめにこうしたお手軽メンテナンスを
しておくと汚れが蓄積されないので
結果的に自分がラクです。
そして
今日はピンポイントで綺麗にした
という満足感を得られて気分もよい。
セスキの熱湯風呂、おすすめです。
<余談>
セスキはほんのちょっとでも溶かすと
水やお湯がぬるっとして手に刺激です。
あのぬるっとは肌の表面のタンパク質が
アルカリによって溶かされてるからとか!!
だって、洗濯機50Lに小さじ2~3程度加える
だけでPHは結構なアルカリ度を示します。
(おかしいわ、セスキPH9.8なのに
この色はほとんど強アルカリ・・・謎)
(アルカリ洗濯まだまだ研究中)
それだけちょっとでも十分な効果が
あるってことですよね。
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