ご無沙汰しております。
おそうじペコです。
ほぼ1年ぶりのブログ更新に
なってしまいました。
実は前回の記事にも書きましたが
この1年間、私の人生の中で
一番しんどい時期を過ごしていました。
昨年9月に5年間の闘病の果てに
最愛の夫が亡くなりました。
脳腫瘍でした。
手術、抗がん剤、放射線治療・・
治療を続けながらも会社の配慮もあり
彼は仕事を続けていましたが、
昨年の今頃に、再悪化がわかり休職することになりました。
その後、病状は一気に加速し
あっという間に完全介護の状態になってしまいました。
私は仕事を長期休暇、
自宅での看護に専念しました。
介護ヘルパーさん、訪問診療の先生
リハビリの先生、訪問看護師さん
様々な方々の協力をいただきながら
およそ半年間の介護生活を経て
自宅で看取りをしたのです。。
最期の時、
夫は一筋すーっと涙を流してから
大きなため息をひとつついて
私の腕の中で、眠るように静かに逝きました。
やさしくて、責任感が強くて
私のことをとても大切にしてくれた
本当に尊敬できる大好きな人でした。
彼は私にとって夫であり、父であり、兄であり
親友であり・・すべてだったんです。
夫婦には様々な形があると思いますが
私たち夫婦は自分で言うのもおかしいけれど、
いつまでも学生時代の気分のまま
仲の良い夫婦でした。
こんな、変わり者の私をいつも
あたたかく見守ってくれて、
守ってくれていました。
彼がいなくなったら、絶対ダメになっちゃう
壊れてしまう。。
周囲も自分もそう思っていたのですが
なぜか
私は自分を鼓舞させて
関係各所へ連絡、葬儀、
各種手続き、事務事もすませ
テキパキと次々に動いていました。
たぶん、この5年間自分でも気づかない
うちに少しずつお別れの覚悟を
してきたからかもしれません。
そして
悔いないよう全力で介護して
できることを全部やって
出せる力を全部出しきって
やりきったというのもあるかもしれません。
とはいえ、仕事から帰ってから
夫の写真を見ては
泣きながら眠る日もまだまだあります。
5年間、彼は病気と闘い本当に苦しんできました。
その病気から解放されて
今ではのびのび天国でゴルフでもしてるかな・・
そう思うことで、自分の気持ちを
そらしたりしてます。
駅前に大きな木があるのですが
いつの頃からか、通勤時に
その木を見上げながら
「私の人生の最大なミッションは
夫を無事に天国へ送ってあげることだ」
そう考えるようになっていました。
今もその木を見上げては
夫よ、私無事に全部やったよ。
安心してね、天国から見ててね。。
そう思いながら通勤しています。
久しぶりのブログ更新で、
重たいお話ごめんなさい。
まさか50代で自分が喪主、
未亡人になるなんてね・・
この先ブログをどうしようかな
と迷ってますが、
ときどきは自分自身のグリーフケアのために
気持ちを書いてみようかな
とも思ってます。
この1年のこと、そして
これからのこと、
ゆっくり振り返りつつ、考えてみますね。
人生には何度か大きな転換が訪れます。
今の私は最大級のこの大きな変化の
波に飲み込まれないよう
踏ん張ってます!
負けないぞ。。
読んでくださってありがとうございました。
👋