木綿の着物で、古民家の集い | えみぃのイイモノセレクション

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生活必需品から嗜好品まで、自給自足を目指す農婦「えみぃ」のお気に入りグッズを紹介します。
幼少時k代からの夢「猫に囲まれて毎日着物で過ごす」を実践中。お着物どんどん紹介します。

えみぃです。

 

この週末は、古民家の集い@うんのわでした。
6月から始まって、6回目。

7月は夜にライブ、8月は夜の六斎市、9月はファッションショー、10月はキツネの嫁入り行列とビッグな企画を入れてしまい、2日ともバタバタと走り回っておりましたが、今回はえみぃ主催の大きなイベントはなく、久しぶりにのんびり楽しみました。

 

とはいえ、着姿の写真を撮る余裕はなく。

ご参加の皆様が撮ってくださった写真をお借りして紹介します。

 

えみぃ主催のビッグイベントはありませんでしたが、11月の古民家のテーマは「薪ストーブで焼き芋」。

臼田の大丸家具店さんが、カラマツストーブを持ってご参加くださいました!

 

 

えみぃん家にも導入している、カラマツストーブ。
着火が早くてすぐあたたまる、なんでも燃やせる(針葉樹も可)、ストーブの上でお料理ができる、いいとこずくめの薪ストーブなのです。

写真は大丸家具店オーナーの依田さんです。もう20年ぐらいのおつきあいになるかな。

 

中庭の真ん中に置いたストーブで、焼き芋や肉まんをあたためて~という企画だったので、お仕事着物で過ごしましたよ。

 

 

1日目のお着物。茶色にオレンジと緑の縞が入った木綿のきもの。
この日はワンディシェフで、ワンコインランチをつくりました。

循環農法で育てたお米や野菜、手作り調味料で作る野菜のランチ。

常連さんも増えて評判なのですが、

ワンオペだったので、25食が限界でございました(笑)。

 

 

ごはんがおいしい!というお声をたくさんいただいてうれしかったです^^。

 

と、着物からそれたので戻しますが、この日は会津木綿かしらーという一枚。

バティックみたいなかわゆい名古屋を合わせましたよ。

 

 

拡大図です。

 

 

木綿って、もじゃもじゃなんですよ。


戦国大名の蒲生氏郷が、綿花栽培と供に、前任地の伊勢松坂の綿織物「松坂木綿」の製織技術を伝えたのが始まりだそう。
その後、江戸時代初期に、加藤嘉明が前任地の伊予松山から織師を招き、伊予絣の織物技術と「伊予縞」と呼ばれる縞柄を基調とするデザインを継承し、会津木綿が生まれたそうです(会津木綿 山田木綿織元さんのホームページより)。

 

そして2日目は、お気に入りの久留米絣。

 

 

オトヒカリの明子さんが撮影してくれてました。

七宝模様で、サイズも大きくてお気に入りの一枚。

久々に赤マイキー帯を合わせて、お髪には由美さんの赤いマルピタ。

 

2日目は久しぶりにかふぇどうや、お着物で出店しましたー。
お客様とわいのわいの。着物着せたり、談議に花を咲かせたり。
とっても楽しかったです。

 

そしてストーブを取り囲んで、焼き芋食べたり、写真撮ったり。

久しぶりに古民家を満喫しました。

 

 

 

イベント後、「お茶しましょー」とキャロットに。
真ん中は穀蔵シェフの綾花さん、右はマルピタの作者、普段着物考の由美さん。
由美さんとえみぃはお揃いの絣コーデ。

綾花さんはかふぇどうやでお求めの、バラ模様の縫い取りお召しでした。

 

拡大図です。

 

 

こちらももじゃもじゃですが、会津木綿とは糸の太さがちがいますね。
そしてこちらは絣なので、糸がまだらに染められています。

久留米絣はあまりにも有名なので、えみぃの解説はいらないかもしれませんが。

 

福岡県久留米市を中心に生産されている綿素材の絣織物です。
藍と白に染め分けた糸を使い、文様を織り出すのが特徴で、柄のかすれやにじみが風合いを出します。

13歳の少女「井上伝(いのうえでん)」が、着古した藍染めに白い斑の模様ができていることにきがつき、技法をひらめいたことがきっかけだそうです。

大人は「そういうもの」と決めつけてしまうところ、少女だからこそのひらめきだったのかもしれません。

彼女が15歳のときには、お弟子さんが20名を超えたそうですよ。すごいですね。

 

 

とまぁそんなわけで、久しぶりに木綿着物で2日間を過ごしました。

着物生活を始めたころは、家では木綿をよく着ていたのですが、猫の毛がたくさんついて取れなくなってしまうので自粛。

出かける先は木綿ではちょっと、、、という場合が多く、着る機会が減っていましたが、木綿もいいものだなぁと再確認した2日間でした。