一玉の龍郷 | えみぃのイイモノセレクション

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生活必需品から嗜好品まで、自給自足を目指す農婦「えみぃ」のお気に入りグッズを紹介します。
幼少時k代からの夢「猫に囲まれて毎日着物で過ごす」を実践中。お着物どんどん紹介します。

えみぃです。

 

13日月曜日、須坂で開催された「over the 着物道」というセミナーに行ってきました。

組紐作家&着付け師のゆかりさんのインスタライブを覗いたら、お誘いをいただきまして。

アマチュアだけど、いいのかしら?と思いながら参加させていただきました。

 

というわけで、ちょっとオサレしていきました。

 

 

大胆な柄行きの龍郷。一元7マルキ。

赤いソテツの花がかわゆい、お気に入りです。

サイズもたーーーーっぷり。

こちらは販売は致しませんが、サブスクでレンタルしますよ。

 

 

江戸末期に薩摩藩からの「奄美大島らしい大島紬の柄を考案せよ」という命により、図案師が考案した柄と言われています。

月夜に庭を眺めていると、青々したソテツの葉に一匹のハブが、背模様をキラキラと輝かせながら乗り移った、その様子を表しているそうです。

かぎ型が並んだモチーフがソテツの葉を、赤い花はソテツの花を、大きなひし形がハブの鱗を表していると言われています。

この柄が生まれた場所が、奄美大島にある龍郷町だったため、龍郷の名がつきました。

 

今回着用のものは、赤が入った大きなひし形と淡色の小さなひし形が1セットの柄ですが、反幅に一つしか入っていないので「一玉」と言います。

玉数が小さく大柄なものや赤が入ったものは若い人向き、小さくなると年配向きといわれていたようですが、現在は細かい柄で淡色のものが好まれているようです。

えみぃは赤好き!大胆な柄も好き!!なので、一玉大好きですー。

 

 

リコさんの兵児帯、フラワーアラベスクを合わせました。

半衿はすっきり白で。

白黒市松の帯揚げに、赤い冠組。

黒+白+赤のコーデ。

 

 

兵児帯ですが、ハリがあってお太鼓になります。

この帯大好きです❤。

 

 

黒い村山大島の羽織を着ていきました。

レースのタビックスに型押しベージュのカレンブロッソ。

 

拡大図です。

 

 

美しい手裏剣絣。

糸に隙間があいています。

龍郷は経糸の数が少ないんだとか。

 

 

縦糸が、絣糸2本、地糸2本の繰り返しなので、7マルキになります。

 

 

この講習会は、着付け師の流派を超えた交流により、スキルアップやビジネス向上が目的とされています。

講師の方やご参加の方も、職業や経歴がさまざまで、とても勉強になりました。

着付けを仕事にする方が対象だそうですが、興味のある方はご連絡ください。