2024/07/03 Women's Health
--記事抜粋--
19歳の時は、失恋で拒食症になり入院。義両親の介護があったときは、毎日朝が来るのが怖くて。娘にも、“あの頃のお母さん、全く笑ってなかったね”って言われるほどでした」
ダンスに救われ、ストレッチを機に51歳でヨガ講師になった薫さんは、コロナのパンデミックにより再びひどく落ち込みかけた。
その際、彼女を救った“新しい考え方”があった。
「コロナでヨガの生徒さんと会うことが無くなってからは、この状況をどう生かせば落ち込まずに済むかを考え、思いついたのが勉強をするということでした。そこからは心理学や脳科学、仏教などの本を片っ端から読み始めました。
すると、読んでいるうちに“生き方にはコツがあるんだな”ということに気が付いたんです」
「人には、自分が持っている力でスイスイと上手に生きられる人と、私のように何をしてもダメで、どうしたらいいか分からず、生きづらくて苦しんでいる人との2パターンがあるんです。私側の人たちは、勉強しないとそのやり方を知らない。だから“生きるのにやり方があったんだよ、知ってた?“って。
今はそれをみんなに伝えているところ。私が助かった言葉や考え方を生徒さん達にシェアし、少しでも自分と同じ悩みを抱く人たちを楽にできたらと思うんです」