暑くてもスーツを着る人たち | アフリカの海辺から

アフリカの海辺から

西アフリカのトーゴ共和国、東アフリカのザンジバル島、コロナ禍の今は、東京でのあれこれをお伝えします。

トーゴの人たちはオシャレである。

我が家の前にある畑で働く兄さんは、朝昼夕とやって来るが、その都度、Tシャツから襟付きのシャツに着替えて帰る。

 

昨日のブレア元首相来訪

紛れ込んできた人はカジュアルな格好だが、お役人たちは圧倒的にスーツである。

この写真では分かりにくいが、シャツの襟も開けず、ネクタイを締めてビシッとしている。

英国側の人たちもスーツだが、SPもシャツの襟元を緩め、見るからに暑そうにしている。

ちなみに、夫と建設会社の人たちは作業着

 

トーゴでは、襟なしの上下セットを来ている男性も多い。

女性は、背中を大きく開けたデザインの物をよく着ている。

これは実際に着てみると、この土地に合っていることが分かる。背中と、さらに脇を開けると涼しいのである。

 

トーゴ、特に首都ロメでは、ドライクリーニング屋が結構ある。

庶民の洗濯は手洗いで、お金のある人たちは、人を雇って洗濯をさせる。その気持ちはよく分かる。手で洗うのは重労働で、私などは五十肩の症状が現れてきた。

 

「見た目が第一」

これはアフリカあるある

 

車を高級車に代えた途端、オフィスで知らん顔してた人たちが挨拶に来るとか

吹き飛ばされそうな小屋に住んでいても、いつもプレスのきいたシャツを着て来るとか

 

夫はパリの空港でさえも、モンベルの作業着とアシックスの安全靴で闊歩

トーゴでの車は、カローラ

 

それにはメリットもあるらしい。このプロジェクトをネタに儲けてやろうという輩が近づいて来ない。

 

もちろん、大統領ご臨席の起工式では、シャツとジャケットを着てましたよ。

道路事情の悪い国では、四駆を使います。

 

私?

ブレア元首相来訪時は、日本から持ってきたリバティプリントのワンピース

普段は、メイドがプレゼントしてくれたワンピース2着を、毎日洗って着ています!