こんにちは。

旅もいよいよ終盤。

ついに津軽海峡を超え北海道に渡ります。

 

 

まずは津軽線に乗車します。
津軽線は日本全国の路線の中で、個人的に最も好きな路線です。
今回も乗車前からとても楽しみでした。
 
青森 6:16発 普通蟹田
北海道新幹線が開業する前、津軽線、海峡線、江差線の3つを合わせて津軽海峡線として活躍。
特急列車や夜行列車が頻繁に行き来し、大動脈としての役割を果たしていました。
貨物列車は現在でも高頻度で走りますが、優等列車は新幹線に置き換わりました。
以前寝台特急「北斗星」に乗車した際は、写真の区間で夜明けとなり、同じような素晴らしい車窓を楽しんだものです。
早朝にこの区間に乗ると、当時を思い出します。
蟹田 6:58着
 
津軽線の中心駅・蟹田に到着。
ここからも津軽線の旅ですが、バスの旅になります。蟹田〜三廐は今年の夏に発生した大雨で甚大な被害を受けてしまいました。
さらに悲しいことに、蟹田〜三廐を廃止にするという話まで浮上しています。
決定事項ではありませんが、正直代行バスも数人のマニアの方しか乗っていなく、鉄道復旧は厳しいでしょう。
終点の三廐駅は最も好きな駅ですし、そこへ向かう私の最も好きな路線の一部が、近い将来失われるかもしれません。
代行バスは観光バスタイプのものでした。
座先はこのような仕様。
なかなか快適でした。
少しの間、バスにお世話になります。
 
蟹田 7:07発 津軽線代行バス 三廐行き
中小国駅前に到着。
誰も乗りませんし、降りません。
ちなみに、JR東日本とJR北海道の境界が中小国を出た先にあります。
津軽二股 7:37着
 
代行バスで津軽二股までやってきました。
この駅は北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅が隣接しており、ここから新幹線に乗ることができます。
接続もそこまで悪くはないです。
現在在来線で北海道へ渡ることはできませんので、ここから新幹線に乗車します。
新幹線まで時間が少しあるので、現在列車が来なくなってしまった津軽二股駅を見に来ました。
やはりレールは錆びついてしまっています。
ここを再び列車が走ることはあるのでしょうか。
列車の時間が近づいてきたので、新幹線ホームへ移動。
珍しい「はやて」に乗ります。
 
奥津軽いまべつ 8:12発 はやて93号新函館北斗
なお、今回使用しているきっぷは、「秋の乗り放題パス」という、青春18きっぷの秋バージョンのようなきっぷです。
新幹線とこの先乗車する道南いさりび鉄道線には、別途オプション券なるものを購入して乗車します。
 
木古内 8:46着
青函トンネルをくぐり、木古内に到着。
いよいよ北海道に入りました。
ここからは、第三セクターの道南いさりび鉄道線に乗ります。かつてのJR江差線です。
車両は、ラッキーなことにキハ40の国鉄急行色。
これはとても嬉しかったです!
キハ40は急行用の車両ではありませんが、大変良く似合うカラーリングで、まるで往年のキハ53のようです。
 
木古内 9:13発 普通函館
道南いさりび鉄道線からも素晴らしい海沿いの車窓を楽しめます。
夏の暑い時期など、窓を少し開けると、磯風が車内に入りとても楽しいです。
別のカラーを身にまとったキハ40とすれ違い。
道南いさりび鉄道には様々な色のキハ40が在席し、毎回どれに当たるかも楽しみの一つです。
どの色もキハ40に似合っています。
函館 10:13着
 
青森を出てから4時間、はるばる函館に到着です。
早速白いキハ40が反対ホームに停車中。
写真をたくさん撮ってから改札を出ました。
 
今回はここまでです。