今日は体験入塾が2件ありました。
土日は塾の授業はお休みなので、周りを気にすることなく、(主に私が)伸び伸びと体験授業をさせていただきました。
個別指導の塾ですので、お子さんと先生の”合う合わない”は(両者にとって)とても大切だと思っています。
と書きながら思ったのですが、個別指導でなくても、相性って案外大切ですよね。
「学校でこの先生わかりやすいから、この教科好き」
みたいな話、結構聞きます。
嫌いな教科もお聞きして、体験してもらうので、体験とはいえ、何か教わることが出てきます。
私自身も、せっかく学校やら部活やら忙しい合間をぬってきてらうので、帰る時までに何か一つ「来てよかった」と思ってもらえるといいなと思っています。
教えてもらうことに慣れてしまっている人だと、私が質問ばかりするので、ちょっと驚かれます。
できるだけ「答えられないからって、自分がダメだ」と思われない様、気を使いつつ質問をするのですが。
お子さんにとって苦手だと思う教科ほど、なかなか答えられないことが多い。
私自身も、お子さんの理解度を把握する、という一面があるため、根掘り葉掘り・・・聞いていくのです。
あれですね。
風邪をひいて病院に行った時の、お医者さんの問診みたいなものだと思います。
私は全然わからないですが、風邪と一括りに言っても、いろいろある様です。
喉からきたり、熱だけ出ていたり。
喉が痛いのに、喉の薬を出さなかったら、治りにくいなんてこともあるかもしれないから、それぞれ症状に合う薬をお医者さんは出さなければならないので、患者に「風邪っぽいです」と言われたからと言って、すぐに薬を出すことはないと思います。
私も同じ感じで、「苦手」って言われても、何ができないのかが分からないのです。
問題一つ間違っても、問題のマルバツだけだと、どの手順で詰まっているのかが正確に分からない。
だから根掘り葉掘り・・・になってしまうのです。
原因を見つけて、自力で解ける様になった頃に、最後に聞くのです。
「今日の体験で何を勉強できた?」
と。
問題全部できたーと安心しているところに、質問が来るのです。
学校でもそんなタイミングで質問されることなんてあまりないでしょうから、たいてい一瞬固まります。
私はじっと待ってます。
保護者の方は、「ほらほら」という風に、子供をせっついていたりします。
教えてもらうことは終わりじゃないよ、と。
私の前で問題が解けたからって、特にいいことなんてないのです。
私が成績をつけるわけでも何でもないので。
塾でできなかったことができる様になることは、終わりではなく始まりでしかないのです。
漫画を1冊読んで、「あー面白かった」となったとします。
その様子を見ていた友達が
「なになに。どんな話?」
と聞いてきて、「・・・ちょっと内容はよく分からなかったかも」とはならないでしょう。
そうなってしまったら
「え、本当に面白いって思った?」
と怪しまれるでしょう。
どんな物語だったか話すことも、学校の授業が終わった時に「で、どんな授業だったか」振り返ってみることも、大して変わらないと思います。
言えないっていうことは、理解ができていないっていうことです。
せっかく時間を使って得たこと、自分のものにすることが勉強なんだよ、と、勉強の仕方のはじめの一歩を、体験に来た人にはよく伝えています。
学んだことを自分の意思で自分のものにする、そんな勉強の仕方があるっていうことが、今後ご縁がある無し関わらず、記憶に残ってくれるといいなと思っています。
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