こんにちは、「鏡花水月」 の紫雨(むらさめ)でございます。
ご訪問、ペタ、ありがとうございます。
※画像のマウスオン 一部ブラウザで正しく表示されないところがあります
※音声記事は試験運用です 不具合があるかもしれません
再生されない場合 再読込をしてみてください
※当ブログはいかなる宗教とも関係はございません
ピアノソナタの中の「トルコ行進曲」

ピアノの名曲集のディスクには単独で
ピアノのコンサートでは
ピアノソナタの一つの楽章として
またピアノの発表会で
様々に演奏される人気のピアノ曲
トルコ行進曲としては 有名なものでは
モーツァルトの行進曲とベートーベンのトルコ行進曲がある
今回はモーツァルトのトルコ行進曲を取り上げる
モーツァルトのトルコ行進曲もそれ単独に作られたものではない
ピアノソナタをモーツァルトは18曲残している
トルコ行進曲を含む 有名なソナタは
「ピアノソナタ11番イ長調 (トルコ行進曲付き)K.331」と呼ばれている
トルコ行進曲は このソナタの最後の3楽章目にあたる

この3楽章に付けられた指示として
「Rondo Alla Turca:Allegretto
(ロンド アラ トゥルカ アレグレット)」
ロンドです トルコ風にやや快速に・・となる
トルコ風にというのと 拍子の取り方などにによって
「トルコ行進曲」と呼ばれるようになったのだろう
トルコ行進曲の出来た時代のウィーン
諸説伝えられるが トルコ行進曲が作られたのは
1783年のウィーンとも言われている

当時大国であったトルコ
オスマン帝国のオスマン・トルコ軍に包囲され
首都ウィーンは 決死の戦いを強いられながらも
歴史的な勝利をした
それから100年後の1783年は勝利の記念日として
異国トルコの文化などに注目が集まり
一つのトルコ文化ブームが発生したともいわれている
音楽でも音楽家たちの曲のなかに
トルコ風味を持たせたものが目に付くようになった
トルコ行進曲もそんな曲の一つでもあった

いわれているオスマントルコ
その当時のトルコの軍楽隊の楽器構成は
ズルナと言われたチャルメラのような楽器に
太鼓やシンバルなどの打楽器が中心だったようである
このトルコ行進曲の中にも 打楽器の音を模したと思われる部分も見られたりする
若きスタニスラフ・ブーニンの弾くトルコ行進曲を聴いていきましょう
ブーニンは演奏会と録音で随分印象の違う演奏をすることがあるが
比較的スタイリッシュに弾かれたトルコ行進曲を堪能しましょう
※余分な動画が連続再生されるかもしれません
ほどほどのところで止めてお楽しみください
「最後まで読んで頂き感謝 心よりの感謝を込めて・・
迷える子羊に 神のご加護があらんことを・・・ 」 合掌
迷える子羊に 神のご加護があらんことを・・・ 」 合掌