息子にリクエストされた

お誕生日メニューは、

 

ナポリタンでした。

 

 

 

 

具を炒めて味付けします。

 

ケチャップにウスターソース、

豆乳、ハチミツを入れます。

 

冷蔵庫から

ケチャップ、ウスター、豆乳を

 

いっぺんに取り出そうとしたのが

いけなかった。

 

 

気づいたら

ウスターソースの瓶が床に落下!!

 

 

 

あ!!っという間にキッチンに

ブラウンな大輪の花が咲きました。

 

花?というより

 

 

キッチンの白い壁やら床やら

冷蔵庫やら

ありとあらゆる広い範囲に

 

ブラウン系の大型花火が

ぱぁ〜〜〜っと飛び散った感じ。

 

もちろん、

わたしも派手に

ウスターまみれになりました。

 

 

突然のトラブル発生!!

 

 

 

【突然のトラブル】といえば、

即座に思い出すのが

 

こちらの息子の反応です。

 

▼▼▼

 

 

 

突然のトラブルに対する

息子の反応にわたしは憧れていました。

 

しばらくして、己にも

【突然のトラブル】的なデキゴトが起こりました。

 

 

 

そのときのわたしの反応は、

 

まさに憧れていた息子の反応に

近いものがありました。

 

 

▼▼▼

 

外側で何が起こっても

己の内側は

外側に影響されることはないんだな、

と体感したのです。

 

 

ですが、

このたった1度の体験で

 

自分は変わったのだ!!

と鼻高々になりきれませんでした。

 

 

 

今回起きた

ウスターソース落下事件。

 

phonto.jpg

(※半分以上、中身散る)

 

 

 

わたしの反応、

 

「あら〜〜〜」だったんです。

 

 

ドッカン!!びっちゃ〜〜!!

 

 

という鈍い音を聞きつけて

息子がリビングから

「大丈夫??」と

駆けつけてくれた瞬間、

 

 

わたしは、

ブラウン花火の前で

腰を振って踊っていたのです。

 

ちょうど、

ブロッコリーを茹でていて

茹で上がり合図で

タイマーから音楽が流れ出したので

 

それに合わせて

腰を振っていたという。

 

 

腰を振っている最中に

我に返ったという感じで

 

それまでの行動は

無意識だったんです。

 

 

 

息子に

 

P「みて!なんか花火みたいだね。」

 

とかなんとか

ほざいてる母に

 

息子が

「ほんとだぁ〜〜♡」と優しく答える。

 

 

の、呑気か.....

呑気親子なんか。

 

 

早くナポリタンの具が入っている

フライパンの火を止めなさいよ

って感じですが

 

ウスターの海が行き先を阻む

.....みたいな。

 

 

とりあえず、

 

ナポリタン製作を

一旦中断しまして、

 

ウスター花火を

淡々と片付けていきました。

 

 

このときも

己の中身をストーキングしています。

 

前回の粉雪同様、

まったく揺さぶられていませんでした。

 

イライラも落胆も起こらなかった。

 

 

 

 

昔のわたしだったら、

 

『夕飯の時間が遅れちゃうじゃないか』

『せっかくのお誕生日なのに』

『美味しいナポリタンを作りたかったのに

具に火がとおりすぎて

シナシナになってしまうじゃないか』

『無駄な手間が増えてしまった』

 

などと、

未来を憂い 

 

『いっぺんに

出そうとしなければよかった』

 

過去の自分を責めていたかもしれない。

 

 

 

 

 

今この瞬間

否定し、抵抗し、批判しているので

 

どんどん意味もなく

否定の渦に巻き込まれていきます。

 

 

しまいには、

 

「ケーキいらないって言ってたのに

急にケーキを買いに行ったから

こんなに時間が遅くなったんだ!!

全部!息子のせいだ!!」

 

とお誕生日当日なのに

本人を責めていたかもしれない。

 

勝手に

息子を加害者に仕立て上げ

わたしは被害者だ!!

 

と世界を恨んでいたかもしれない。

 

 

 

 

飛び散ったウスターの掃除をしながら

 

「なんでだ?どうしてイライラしない?

やってきてもいいぞ。

ほれ!イライラやってこい!

自分を責めてみろ!!

自己否定してみろ!!

落ち込んでみろ!!」

 

とケンカ売ってみたりしたのですけど

己の中は、

 

しーーーーーーん......でした。

 

 

 

 

 

わたしの中が暴れなかったおかげで

穏やかにお誕生日祝いすることが

できました。

 

 

 

 

 

phonto.jpg

(若干焦げている具)

 

 

 

 

 

いまと闘わない。

 

 

その瞬間の

非平和な状態を

「否定、抵抗、批判」

しない。

 

 

 

こうして、

いまと闘わずに

イチイチ仲直りしていくと

 

必ず!なにかが視えてくるんです。

 

 

いつの間にか

「非平和」を超えて「平和」になっている。

 

 

 

 

突然のトラブルに対して

己の反応が

今までと違っていたからとて、

 

わたしが期待していたような

【喜び】を

さほど感じなかったことが

 

わたしにとって

非常に興味深かったです。

 

あんなに憧れていたのに。

 

 

 

_____

 

その後も

たくさんのお祝いコメントをいただきました。

YouTubeチャンネルの方にも

たくさんのメッセージをいただきました。

 

感動です。

本当に本当にありがとうございます。

 

 

 

イチイチ、

エアーでハグしているので、

もしかしたら、

夜な夜な

貴方の夢に出てくるかもしれません(笑)

わたしが。

 

 

今日は以上です。

ありがとうございました。