歴史検証から見えてきた分析情報

 

  歴史検証も、時系列で整理したり「来年は▲●事件から何周年だ」というレベルで分析している間は、

将来起る可能性が高い「国家主義による危機」を予測できませんが、下のように歴史的要素や国家的な

行事のスケジュール等をミックスして検討すると、「何時頃、日本で国家主義のうねりが高まると、日本が

国際社会から孤立するようなリスクが発生するか?」という観点でのリスク分析情報が出来るようです。

  そして、日本の右傾化についての歴史検証によれば、「反日は、けしからん」などと日本の右派強硬派が

疾呼して戦争や紛争に至るケースが多い事から、歴史問題に関する反日情報と国の行事予定を整理して

おくことで、日本の右傾化や「極端な国家主義」に対する警戒の為のスケジューリングは可能と思われます。

 具体的には、以下のように「歴史認識問題や国家主義の勃興が、いつ頃起きる危険性が高まるか?」という

観点でスケジュールを整理して、「日本側の歴史認識改善」や「日本の国家主義勃興への警戒」について、

世論に対する呼びかけを行うことは可能でしょう。
 ↓
【 歴史や反日情報、日本や日中関係の主な行事 】
① 2020年8月 東京オリンピック
② 2020年9月 日本が第二次大戦の降伏文書に調印してから75周年
③  2021年9月  満州事変から90周年(中国で反日気運が高まりやすい時期)
④  2022年9月 日中国交正常化から50周年


  東京オリンピックが平和の祭典である関係上、オリンピックまでの期間は日本国内で国家主義の

うねりが高まる恐れは少ない、と、いえるかもしれません。

 そうすると、特に問題なのは、オリンピック直後の「上記②から③までの期間」です。

 そして、2022年9月に、日中国交正常化50周年の記念行事が開催されるまでは、油断できない状況が

続きそうです (もともと、日本の極右勢力は、1972年の日中国交正常化には反対していました。)。

 したがって、日本の国家主義勃興を最も警戒しなければならない期間は、

上記②の2020年9月から上記④の2022年9月までの約2年間でしょう。
 

 

不当な大量懲戒請求による被害を受けて対応中の弁護士さんから、

対応費用のカンパ(ご協力)の呼び掛けツイートがありましたので、

再度、お知らせします。

 

 

 

前回の記事

   ↓

   歴史認識問題が取沙汰されるようになって久しいが、日本の歴史認識問題の改善

が進まないのは、「今現在、日本の歴史認識のどこに問題があるか?」という分析が
出来ていないからだろう。

   また、日本人が「日本の歴史認識の状態」を分析するためには、客観的な視点による

「日本の歴史認識の程度についての評価基準」が必要になるはずである。

  そこで、今回、この記事では、日本の歴史認識を「日本寄りか?」「東アジア寄りか?」

という観点で5段階評価する為の評価基準(たたき台)をつくってみた。

 日本国内で歴史修正主義が横行する現在の日本の歴史認識は下の評価基準における
5の「日本に非常に甘く、偏った歴史観~」といわざるを得ないだろう。

【 日本の歴史認識の程度についての評価基準(試案) 】
レベル5:日本に非常に甘く、偏った歴史観であり、国内では歴史修正主義が横行。
レベル4:日本の歴史的な落ち度は認めるが、東アジア諸国にも責任転嫁しがち。
レベル3:中立的な立場で日本の戦争の歴史を検証することができる。
レベル2:中立的に歴史検証しつつ、戦争に対する反省の歴史観も持っている。

レベル1:反省の歴史観を持ち、東アジアに配慮した歴史認識改善策の提起が可能。

 上の5段階の数字が大きいほど「歴史認識に問題あり。」という評価になる。
 日本の歴史認識の程度は上のランク付けでも「レベル5」に相当するので最悪レベルだ。