計算問題は難しいと思っている人は必見です。

 

過去問を解いて分かったのだが、計算問題は2級と3級でほぼ問題の内容は変わりがないということだ。

2級はやや計算が複雑な問題もあるが、基本的な解き方は3級の時と変わらないのがいい点だ。

3級で解き方を覚えてしまえばそれが2級でそのまま使えるのは嬉しい。

 

2級で覚える計算問題はポートフォリオに関するものだけだ。

期待収益率やシャープレシオなどの計算問題が出るが、計算式も難しくないし、問題の数字を間違いなくピックアップすれば解ける。

計算式を覚えないと解けないのは株式投資指標の計算と債券の利回り計算くらいだろう。

 

特に気をつけて勉強しなければいけないものは、計算に必要な要件等を覚えないと解けない計算問題だが、要件を覚える前に資料からピックアップする数字を覚えたほうが早いと思う。

とにかくこのピックアップの正確さがスピードアップにつながり計算問題を解くレベルが上がっていく。

ゲームもそうだと思うが初めからクリアできる人はいないよね。

いろいろ工夫したり根性見せたりしてレベルを上げてクリアしていくものだと思う。

計算問題も最初は数字のピックアップミスや計算式のミス、電卓の打ち間違いなどでどうしても正解が合わない。

そういう様々なミスをなくすことこそ計算問題の克服につながる。

 

下手な文章問題より計算問題は解きやすくできている。

「正しいものを選べ」という問題で間違っている選択肢を選ぶようなミスは論外だが、計算問題はピックアップする数字と要件等の知識と計算式の正確さが揃えば、あとは電卓の打ち間違いか単位ミスくらいしか起こらない。

 

計算問題をやる際は「どこが間違ったのか」・「間違いの原因は何か」をしっかりと確認してください。

もし電卓の打ち間違いか単位ミスくらいなら解き方は身についている証拠なのでゴールは間近だ。

ただ試験本番ではこの電卓の打ち間違いか単位ミスが命取りになるから慎重に解こう。

そして見直しは絶対必要だよ。