「どうぞ、私を踏み台にしてください」
「私が負けでいいです、あなたが勝って下さい」
「衝突や面倒は嫌いなので、あなたの思い通りにしてください」
あなたの周りにこういう人はいませんか?
一見、奉仕的で良い人に見えます。
でも本当に良い人なのでしょうか?
なぜ、自分が負けてまで相手に勝たせるのか。
「Lose-Win」:自分が負けて相手が勝つ関係性について。
あなたは私より強く優秀です。
なので、すべてあなたの言う通りにします。
だから私を嫌わないで下さい。
あなたの力で私を守って下さい。
ひとことで言うと他力本願、
人にすべて頼ろうとする考えです。
人に頼ろうとする考えは自信のなさが原因。
自信のなさの原因は、
めいっぱいがんばったのに、
認めてもらえず否定された経験が理由の一つ。
自信のなさの原因とは → http://goo.gl/I9cJH
自信を失ってしまった人は、
「どうせ、自分なんか何をしてもうまくいかない」
と卑屈になり自分の基準、希望、ビジョンを心に押し込めます。
人に好かれたいばかりに、
自分の本当の気持ちを心に抑えこみ、
すぐに白旗をあげてしまいます。
でも、
表に出さない気持ちは死んだわけではなく、
ふとした瞬間に爆発します。
現代風に言うと「キレる」
怒りとして爆発したり、
小さな問題にも過剰反応するようになるのです。
話はそれましたが・・・
相手に勝たせることで
自分をよく見せようとする意識は、
自分をよく見せようとする意識は、
なんでも人の言うことを聞く
お人好しになってしまうのです。
「Lose-Win」の自分が負けて相手が勝つは、
「Win-Lose」を考える人の標的になります。
「Win-Lose」とは→ http://goo.gl/I9cJH
負けを望む弱さに付け込まれるのです。
標的にならないためには自信が必要です。
しっかりした考え方と自信があれば、
周りに振り回されることなく、標的にもなりません。
自信の付け方は、後日書くことにします。
最後に「Lose-Win」の関係性が有効にはたらく場合について。
お互いの関係を大切に思い、
起こっている事柄が重要でない場合、
相手との関係を守るために「Lose-Win」で
行動することは良い方向へ作用する。
あるいは、
得ようとしている自分の「Win」に
そこまでの価値がないときも有効です。
今回も長くなってしまいました。。