赤線部分が「フレーム」
青線部分を「フロントフォーク」と呼びます。
フレームとフロントフォークは自転車の骨格ともいえる部分です。
ハンドルやサドル・ペダルやギヤなどはフレームには含まれません。
このフレームとフォークの素材の種類によって自転車の特性や乗り味が決まります。
フレームとフォークの素材にはいくつか種類があって、大まかに分類すると以下の4つです。
それぞれの素材の特徴をお伝えします。
■カーボン素材(炭素繊維)
・ロードレーサーで使われている中で一番軽い素材
・軽くて弾力性がありしなやかな乗り心地
・非金属なのでサビない
・プロのレースではカーボンフレームが主流
取扱いが割合デリケート、転倒等の強い衝撃で折れやすい、紫外線で劣化すると言われています。
一昔前は超高級でしたが今では15万円~の車体もあります。
レース用として選ぶならカーボンフレームが一番です!
■アルミ素材
・ロードバイクの中で一番多く使われている素材
・軽くサビにくい性質でお手入れが割合簡単
・フレームの外観は太めな車体が多い
・硬めの乗り心地
・ペダルを踏み込んだ時にタイヤに力が伝わるダイレクト感が魅力
車種の種類が多く価格帯も様々、価格は低めでも軽量で高性能な車体が選べます。
初心者~上級者、ツーリング~レースまで、幅広くこなしてくれる素材です。
■クロモリ素材(スチール合金)
・ロードバークで古くから使われてきた鉄の素材
・すっきりとした細身の外観
・弾力性のあるしなやかな乗り心地
・長距離を走る時は疲れにくい
・自分の体型に合わせたフレームオーダーができる車種もある
・カーボンやアルミより重量が重く、錆びやすいので手入れが必要
クロモリはクラシカルで飽きのこないのが魅力。
スピードよりもスタイルやしなやかな乗り心地を優先するならクロモリフレームです!
エンジン(乗り手)次第でレースでも通用します。
クロモリフレームの車種にはパイプの繋ぎ目に使われる部品(ラグといいます)が工芸品的な美しさをもっている車体もあります。
■その他の素材
チタン、スカンジウム、マグネシウム、という素材が使われているフレームもあります。
現状ではロードバイクのフレームに使う利点が少なく、高価な素材です。
今後の発展に期待したいところです。
ロードバイクのフレーム素材は走行性能を決める大きな要素です。
フレームだけじゃなくフォークの素材によっても乗り味は変わります。
アルミフレームにカーボンのフォークを組み合わせたり、フレームの一部にカーボンを使ったりする複合的なフレームもあります。(ハイブリッドフレームとも呼ばれています)
素材の特性を知っておくと、より自分の好みのバイクに出会うのに役立ちますよ!
ちなみに私の乗っているロードバイクはクロモリフレームとカーボンフォークの組み合わせです。
しなやかな乗り心地で長距離も快適です。
今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
☆本日のよさげなもの。
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