今回はロードバイクの一つシクロクロスバイクについてお伝えします。
一見、ロードレーサーと変わらない感じですよね・・・
シクロクロスはロードレースのオフシーズンに、ロードレース選手のトレーニングの一環として始まった競技です。
シクロクロスは不整地のコースを時間制で周回する競技で、
コースのところどころに人工の障害物(柵や階段など)が設けられ、必ず降りて自転車を担いでクリアする箇所が設定されています。
シクロクロスバイクはロードレーサーの骨組(フレーム)に強度をもたせて、表面に凹凸のある太めのタイヤを装着し、多少の荒地も走れるように設計されています。
そして、泥詰まりしにくいように隙間が大きい部品が使われていたり、
自転車をかつぐ時にワイヤーが邪魔にならない位置に通されていたりと工夫がされています。
ロードレーサー用ブレーキ↓(キャリパーブレーキ)
乗車姿勢はロードレーサーに比べ上半身の前傾が浅く、長時間乗っても疲れが少ないです。
荷台の取付もできる車体もあり、以前紹介した「ランドナーやキャンピング車」としても使用できます。(荷台の取付ができる車種は限られます)
シクロクロスバイクはロードレーサーほどの軽快さはありませんが、シクロクロス競技はもちろん、街乗り・ツーリング・キャンプまでこなせる幅の広い楽しみ方ができる自転車です!