トライアスロンは完走者が全て勝者!トライアスロン用の自転車とは? | 人生とロードバイクを楽しむ雑学ブログ

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ロードバイクの中には「トライアスロン向け」の車種があります。
 
トライアスロン(triathlon)は、水泳(スイム)・自転車(バイク)・長距離走(ラン)を1人で順番にこなす耐久競技です。
 
トライアスロンは距離が長いものから短いものまで、いくつかの種類があります。
 
・ロング(スイム3.9km、バイク180.2km、ラン42.2km)元祖
・ミドル(スイム2~3km、バイク80~106km、ラン15~25kmくらい)
・ショート(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
・スプリント(スイム0.4km、バイク20km、ラン5km)
 
ロングはスゴイ!ですよねぇ。。
 
この競技用の自転車が「トライアスロン向け」のロードバイクです。


 

ロードレーサーとトライアスロン向けの自転車は一見似ているのですが・・・

 

ロードレースとトライアスロンでは、競技のルールと走る環境が違います。

 

トライアスロン向けの自転車はトライアスロンのルールと走る環境に合わせて設計されています。

 

一番の違いはトライアスロンではドラフティング(自分の前を走る選手の後にぴったり付いて空気抵抗を軽くする走り方)が禁止されています。

 

一方、ロードレースではドラフティングは戦略の一つとして使われます。

 

トライアスロンは「自力でゴール!」が基本精神なので「誰かの後ろにぴったりくっついてちょっと楽しちゃおうかなー」は、なしなんですね。。
 

ただ、レースによってはドラフティングが許可される場合もあります。

 

そんな理由で空気抵抗を減らすためにロードレーサーよりもさらに前傾姿勢の強い乗車姿勢になるよう設計されてます。

 

前傾姿勢をとるためにハンドルにひじを乗せるDHバー(ダウンヒルバー)という特殊なバーを装備する場合が多いです。
 

 

そして、トライアスロンで走る環境はロードレースにくらべて坂やカーブが少ないので、操作性よりも直進性が重視されます。

 

こんな超前傾でハンドルにひじをおく姿勢になるわけです。
 

 

ハンドルにひじを置くので、サドルからハンドルまでの距離も短く設計されています。

 

骨組み(フレーム)の設計にもロードレースとトライアスロンではそれぞれ規定があります。

 

どちらかと言えば、トライアスロンの方がロードレースよりも骨組み(フレーム)の規定の自由度は広いです。

 

ですので、本格的なトライアスロン向けの自転車は、トライアスロンで走る環境に特化して作られたロードバイクになるわけです。

 

 

トライアスロン向けのロードバイクとロードレーサーの違いはまだまだありますが・・・

 

トライアスロン向けの自転車は「レースでもツーリングでも使える」ロードバイクではありません。

 

トライアスロン向けの自転車は、トライアスロン用に設計されたロードバイクです。

 

 

トライアスロンは「完走者は全て勝者である」を基本精神としています。

順位に関わらずゴールした全ての人がゴールテープを切る快感を味わうことができます。

 

トライアスロンは自分との戦い、完走した達成感が魅力です!
 

 

ドロップハンドルに取付できるクリップオンタイプのDHバーです。

肘パットの高さは二段階・バーは長さと角度が調整できます。
 

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