2025年2月7日は第18回匝瑳市財政研究会を開催した。

まず、冒頭でサーキュラーエコノミーについての議論がなされた。

環境汚染などの資本主義経済がもたらす矛盾を解決するための一案として、サーキュラーエコノミー循、環型経済という考え方について議論がなされた。

循環とのつながりで言えば、
千葉県匝瑳市の、匝という漢字はめぐる、という意味があるらしい。


今回のテーマはユーラシアグループが毎年年初に発行している、その年の世界の地政学的な10大リスクをまとめたレポートを読み込むことであった。

今年のユーラシアグループが選定したリスクのナンバーワンは、G ゼロの世界である。

 

https://www.eurasiagroup.net/siteFiles/Media/files/Top%20Risks%202024%20JPN.pdf

 


圧倒的に強い国が存在しない世界、もしくはアメリカと中国の2強の世界で、どちらも積極的に世界の安定のために寄与するという意図は持っていない状態が、今年の最大とのリスクとされた。

現在の国際システムの前提である主権国家システムによれば、他国の内政へは干渉しない。主権国家は独立した国家運営を行い、国際法は強制力を欠いている。

主権国家システムにおいて、国際システムを安定させようとした時に、国際連合などの国際機関の役割ということが考えられるが、実際にはウクライナ戦争の時に露呈したように安全保障理事会は、前回一致の原則を取っているために機能不全に落ちることも多々ある。

また国際機関によらずにして、新たなパワーバランスを前提とした秩序を構築するという方向性も特に見られない。

そのため、G ゼロの世界では大規模な戦争のリスクが潜在的にあり、これは、1930年代の世界情勢や冷戦初期の状態に近いと言われ、非常に危険をはらんだ国際情勢であるということだ。

他にも生成 AI が払うリスクや、イラン政権の転換の可能性、電気自動車産業とエネルギー産業の未来などについて話し合いが行われた。