今度、劇団四季ミュージカル
ゴーストアンドレディ
(ナイチンゲールの史実を元にした漫画)
観に行くので
漫画喫茶で原作を読んできました〜
上下巻の2冊なので
サクサク読めるかと思いきや
文字量あって
しっかり読まないとダメなやつでしたw
上巻のあらすじ
ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。
ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、黒衣の学芸員は知ることになる。
超有名な「お嬢様」と、「もうひとり」が歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを…!
下巻のあらすじ
決闘代理人はなぜ、劇場の幽霊となったのか? 死の瞬間を思い出した時、グレイと女装の美剣士・デオンの因縁も動き出す。
一方、野戦病院の改善に突き進むフローに対し、クリミアの陸軍医務局が暗殺計画を発動!
そして奇妙な「ふたり」の冒険物語の最後の舞台は、20世紀の、ある夏の日のロンドンへ…。
恥ずかしい話なのですが
偉人系の本(基礎教養)を知らずに
いままで来てしまったので
【ナイチンゲールは看護師さん】
という認識はあったものの
それ以外の情報がまるでなくwww
せっかくミュージカル観に行くし
予備知識として
ナイチンゲールを学ぼう!ということで
漫画喫茶へ行ってきました
漫画喫茶は我が家の行きつけ
【快活CLUB】さんです
ナイチンゲールの功績
★クリミア戦争下の野戦病院で看護婦総責任者として献身的な看護活動に従事
→「クリミアの天使」「ランプの貴婦人」と称えられる
★現地での革新的な衛生管理・健康管理の徹底により兵士の死亡率を40%超→2%と大幅に改善
★野戦病院での現状を分析するためにレーダーチャートやグラフを用いた医療統計学を生み出し、イギリス陸軍病院の医療衛生改革を実現
→女性初の王立統計協会会員に選出
★専門的教育を施した看護婦の必要性を提唱
→世界初の看護学校設立
★近代的な看護体制を確立:今も読み継がれる看護教育教本の執筆、ナースコールやナースステーションの考案、近代的病院建築スタイルの提唱など
感想
偉人はやっぱり凄かった!←いまさら何をw
どのくらい史実に基づいているのかしら
と思いましたが
初心者入門として
かなり分かりやすかったです
ゴースト役のグレイ(演劇好き)なので
ロミジュリ、マクベス、真夏の夜の夢などの
シェイクスピア作品の名ゼリフが
いくつも登場します
それだけでもミュージカル好きとしては
楽しいのですが
ゴーストアンドレディの作者(漫画家)
藤田和日郎さんの作品
(うしおととら、からくりサーカスが有名)なので
物語序盤の初期設定が
強いキャラクターと弱いキャラクターの
組み合せ、2人の主人公達で
スタートするのが
藤田和日郎さん鉄板で良き
メイン主人公のフロー(フローレンス・ナイチンゲール)は
最初こそ弱々だけど
看護の道への情熱で己を覚醒させていく様は
見ていて心打たれました
これを舞台で観たら感動してしまうと思う
2024年11月まで舞台あるので
ぜひ観劇してみてください
私は9月のチケットを取りました〜
そして、原作コミックスも
充分熱いお話なので
こちらもオススメです