それはハイフンではない② | 甥と英語と大学受験

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昨日の補足です。

 

FUNGUS-KILLING FROGSの主語がFROGS(カエル)になるのは、FROGSの前の単語がハイフンの存在によって形容詞だと認識されるからになります。

 

ハイフンは単語同士をつなげて1つの単語を作ります。

 

ちょうどこのハイフンの使い方は、この間、聞いた『ニュースで学ぶ「現代英語」』でも紹介していました!

 

 

上のニュースのthe first Japan-made passenger jetのところで、以下の説明をされていました。

Japan-madeは「日本製の、国産の」で、ハイフンでつなぐことで形容詞になっています。Japanese-madeと言いかえることもできます。

Japanとmadeをつなげて、Japan-madeとしていますよね。

そしてそれがpassenger jetに係っています。

 

一方で、FUNGUS-KILLING FROGSが使用されていた記事では、正しくはemダッシュ(長文でよくでてくる長いダッシュ)を使用するべきだったと思います。

 

emダッシュはカンマ、括弧、セミコロン、コロンの代わりに使えます。

 

もしFUNGUS—KILLING FROGSで、emダッシュを使っていたら、emダッシュのところで区切りがあると読めるので、その後ろのKILLING FROGSを強調しているんだなという意図が伝わります。なので、「...菌類。これがカエルを殺す」と理解できます。

 

次の記事では、enダッシュ(短い方のダッシュ)について簡単なクイズを思いついたので出題しますねニコニコ