先日オーディブルを解約しました。
解約した理由は、他のコンテンツに夢中になってしまい(昔の海外のドラマやこの間ブログに書いた『Young Sheldon』にハマっていました)、オーディブルを聞けていない時期があったからです。
私は家事をしているときにしかオーディブルを利用していなくて、他に観たいものが出てくると、オーディブルを利用しなくなっちゃうんですよね。
実は3か月くらい前に一度解約しようと思い、退会手続きをしていたら「3か月間はひと月当たり半額の750円で利用できます」という引き留めにあったので続けていました。
元々3か月無料キャンペーンのときに入会したので、最初の3か月は無料、最後の3か月は750円で利用できていたことになります。
加入してからどのくらい本を聞いたのか確認してみたら、途中で聞くのを止めてしまった数冊を除くと、読了したのは26冊でした。
計算すると、1冊317円で聞けていたことになりました。
オーディブルは思った以上に良かったです
一番良かったのは、文庫本になっていない新刊が聞けたこと。
新作の単行本は高いのでなかなか購入できなくて、以前なら図書館で借りていたのですが、人気のある本は図書館で予約しても借りられるのはだいぶ先になってしまいます。
あと、今まで読んだことがない作家さんの本に出会うことができました。
幅を広げるため、なるべく同じ作家さんの本は聞かないようにしていたのですが、寺地はるなさんという作家さんが好きになり、彼女の本は何冊も聞きました。
あと、すごいなと思ったのは朗読者さんの声の力。
こちらの作品は、「ポッドキャストのナレーション」が話のキーポイントになっていたんですが、耳で聞いていたからこそ、声から受ける先入観にまんまととらわれていたことに最後の最後に気づかされました。
本によっては、男女で別々の朗読者さんが担当されている本もありましたが、基本的に1人の方が声を使い分けて演じていらっしゃいました。
男性が女性を演じるときは少し違和感がありましたが、女性が担当しているときはほぼ違和感がありませんでした。
単に本を朗読しているのではなく、感情をのせて演じていらっしゃいましたし、訛りがあるところは訛りも再現されていました。
聞いているのに、まるで映像をみているかのように感じたのは、作者さんの描写力はもちろんのこと、朗読者さんの表現力があったからこそと感じました。
解約したものの、耳読書っていいなと思ったので、ドラマや映画、アニメの視聴が落ち着いたら、また再開しようかなと思います