Pico Farm -253ページ目

畑デビュー (にんじん)

滋賀県は湖西(湖の西側)の近江八幡の近くにある「大中」の
にんじん畑に(おろしたての長靴をはいて)お手伝いに行ってきました。

ここは戦後の食料不足解消のため昭和39年に琵琶湖を干拓して誕生した
比較的新しい農地。干拓事業で入植した世代も二代目に変わりつつあり、
今回お邪魔したにんじん農家の野田さんも二代目世代。
ニンジンだけでなく、大根、ブロッコリーなどを生産していらしゃいます。

さてそもそもなぜ「にんじん」か?
元をたどればきっかけはモロッコ
世界一周の旅の途中モロッコで出会ったナビール
にんじんジュースを飲んで以来「にんじん」に目覚めてしました目

日本帰国に合わせてブレビル社のジューサーを購入。
9月の帰国以来毎日のようににんじんジュースを飲んでいます。
2人で6~8本のにんじんを使うので毎日ジュースのために
大量のにんじんが必要です

スーパーのにんじんは殆どが3本入りで、
安くて100円、高くて200円超。
これだけ毎日にんじんを買っているとにんじんに対する様々な
疑問が浮かんで来ました。

「値段の違いはなんだろう」
「土はどうやって落とすのか」
「農薬はどうしているのか」
「どうやって保存するのか」
etc...

せっかく滋賀に引越してくるのだから滋賀でにんじんが
手に入らないか・・・?
滋賀で様々な活動をしている友人に話をすると、
なんと言うタイミングか最近にんじん農家さんと
知りあいになったという話クラッカー

彼女のおかげで今日のお手伝をさせて頂く流れになりました。
野田さんと奥さんに、にんじんの抜き方、葉っぱとしっぽの
切り方の指導を受けにんじん収穫開始。

ひっっぱると結構簡単に抜けるのですが、
最後の一瞬だけ、根っこが「抜かれまい!」パンチ!
踏んばっているような、根っこと土が絡まった感覚に
「いのち」を感じます。


そして土から現れたにんじんの個性豊かなこと!!
「にんじん」と呼ぶのが忍びないような、
大根サイズのものから、カブサイズのミニにんじんまで。
2本が絡み合った恋人同士のようなにんじんから、
爆笑を誘う、足をクロスしたセクシーポーズのにんじんなどなど。



スーパーで買える「いわゆるにんじんの形」をしているのは
実は6、7割。商品にならないような小さすぎるにんじんや
割れたにんじんはそのまま土に帰すのだそう。
なぜならば規格外は流通できる環境が整っていないから。

にんじんは通常切って食べる。
形を眺めるものじゃないんだから、規格外でもいいのに・・・
でもそうはいかないのが現状らしいです。
形が悪い商品を扱うと「スーパーの評判が落ちる」
などという理由で規格外以外は直売所か結局土に戻すのだそう。

なんかおかしいなえっ

スーパーに並んだきれいな野菜をあたりまえのように
買っていた時は農家さんの苦労なんて気がつかなかった。
きれいな形じゃないと流通できないなんて・・・
半日にんじんを触っているとなんだか形の悪いにんじん達が
差別されているようで可哀想になって来きました。

でもにんじんは文句は言わないです。
人間だけ、文句言うのは。

今日のお手伝いのお駄賃として規格外にんじんや新鮮な野菜
をたくさん頂きました。
こちらが体験させて頂いたのにありがたい限りです。