
ライブ終了後彼女たちと話した。
僕にとっては初対面なんだけど
彼女たちは僕のことを知ってて
なんだかおかしな出会いだった。
みんな卒業後札幌で就職。
コッチはイラストレーターらしい。
ヤッチはフリーで
食べ物写真の
コーディネーターだと言っていた。
コッチは少し人見知りかな?
言葉少なめで恥ずかしそうにしている。
ヤッチもおしゃべりではないが
社交的な感じがした。
イヨちゃんは男と同棲中だとか。
3人は本当仲良しで
コッチとヤッチは一軒家を借りて
一緒に住んでいた。
この時を境に僕らよく会うようになった。
グループ交際かな?
中学生みたいだけど楽しかった。
自分彼女はいなかったし
それほど欲しいとも思っていなかった。
当時はとにかくギターに夢中だった。
だから女性とも
こんな友達みたいな距離感が心地良かった。
彼女たちの
クリエイティブな仕事にも興味あったし
彼女たちも僕の仕事に興味あったみたいだ。
いつか一緒にライブやろうとか
ロックの話ばかりしていた。
とにかくお互い夢がいっぱいだった。
みんなこれからやって来るであろう
将来の明るい未来を語りあっていた。
一生こんな心地よさが続くと思っていた。
でもずっと同じってこの世に存在しないのだ。
一緒に住むほどの仲良しだったコッチとヤッチ。
二人が喧嘩したのだった。
コッチは酒に溺れ体を壊し
田舎に帰ることになってしまった。
最後の夜ヤッチを除く友人たちに
コッチのお母さんも加わって
札幌の彼女の部屋でお別れ会をした。
コッチはスカートの裾に
たくさんのうさぎの刺繍が施されているワンピースを
自分のお手製なのだと言って自慢げに披露していたのが
印象的だった。
ヤッチのいないお別れ会
なんだかおかしなものだった。
──────────────────つづく
またまた二人ってキーワードで
The Black Crowesで「Remedy」です。
またはhttps://youtu.be/T81xsEyfl3c
ボーカルと
赤いES-335弾いているギターが
兄弟のバンドです。
90年代サザンロックの雄かな?