現実逃避 | がらくた通り3丁目

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人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

カジノ
▲エピフォン・カジノです

今日は歯医者の日。
昨日は健康診断でした。
明日はコレステロールの薬を受け取りに行く日。

コレステロールの薬は40歳過ぎから服用。
なんでも体質らしいのだ。
血圧も昔からちょっとだけ高めでしたが
昨日の健康診断では正常値。
毎日の徒歩通勤が功を奏したのか?

今週末は連日病院に通うことになるわけですが
なんかな~と思う。
社会のシステムの中の
ひとつの部品としての僕を
誰かが管理しているという感覚。

僕は人間として生きているのではなく
誰かに製品管理されている商品?

そのおかげで健康でいられる訳なので
文句はいえないのだが。

我ながらバカな屁理屈をこねている。

ようは自分の現実としての
老化を認めるのが怖いのだ。

鏡を見ると
いつのまにか髪が薄くなりつつある自分と
向き合わなければいけないから
鏡を覗くのはイヤ。

健康診断は
自分の老化ぶりを数値で示されるからイヤ。

今日行く歯医者の先生は女性。
僕はかれこれ2年近く通院しているのですが
初めてこの歯科を訪れた時に
治療前の写真を撮られた。

そして歯の惨状を写した写真を
見るかどうか尋ねられた時
見たくないと言うと

この先生、笑いながらほとんどの男が
見たくないと言うらしい。
そしてほとんどの女性は写真を見るというのだ。
女性は現実と向き合うことができるが
男にはそれがないという。

男っていうか少なくとも僕は情けない男だ。
現実と向き合う勇気がないから。

現実と向き合うことからはじめなければ
現状を変えることはできない。
わかってはいるけど
傷つくのがイヤなのだ。

居心地の良い妄想の世界に逃げ込む。
ここは僕を優しく包んでくれる。

しかし安らかな気持ちでいると
なぜかこの先生が現れる。

もう逃げ場はない。