ツェッペリンへの道程 第13回 | がらくた通り3丁目

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人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

クィーン1
クィーン2
クィーン3
クィーン4
▲アイドル雑誌「明星」の1979年6月号付録。125ページから3ページにわたりクィーンのギターサウンド研究の特集。クィーンはチープ・トリックとともに本誌でもよく取り上げられてました

クィーン5
▲鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」のヒトコマ

なにげなくラジオを聞いていると
流れてきたのが
クィーンの「キラー・クィーン」

クィーンは70年代から
邦楽のランキング番組にも
顔を覗かせていた常連だったので
昔から知っていたのですが
あのメンバーのオペラチックなルックス

特にフレディーの全身タイツの
ステージ衣裳がいびつで
好きになれませんでした。

小樽に本店を構える楽器店のラジオCMに
「炎のロックンロール」という曲が
使われてましたから
知らず知らず記憶の中には
すり込まれてはいましたが。

ラジオで知ってはいたクィーン
しかし「キラー・クィーン」は知らなかった。
当時の「ビートルズ」を聞き慣れた耳できくと
画期的で物凄くいい曲。

ONAIR後の番組パーソナリティーの
「ハード・ロックでも
こんなメロディアスなバンドもいるんですね」

このなんてこともない一言が
僕にハード・ロックの壁を飛び越えさせたのです。

なんて単純な!

クィーンのメンバーは
元歯科医だとか理学博士の博士号を持つメンバーのいる
インテリ集団。

音楽には全く関係ないこんな付加価値も嬉しい。

ツェッペリンもそうだけど、
「エースを狙え!」というアニメの
登場人物を思わせるような派手なルックス。

話が前後しますが、
1977年くらいに「マカロニほうれん荘」
という漫画がありました。
物語にいきなり挿入される
クィーンやツェッペリン。
70年代のロック・ミュージシャンがお好きな方には
とても楽しい漫画でした。

クィーンのギタリスト「ブライアン・メイ」
みたいにギターが弾きたい!

エレキ・ギターの購入を決めたものの
何がいいのかさっぱりわからない。
しかもアンプまで買える懐の余裕もない。

レスポールはアンプがないため
途中でくじけた記憶があるので敬遠。
同じ失敗は繰り返せない。
ここは慎重にならなければ!

どうしよう?

そんな時映画「レット・イット・ビー」が
リバイバルで上映。

その中でジョージが「アイ・ミー・マイン」を
アンプなしで弾いている。
Fホールが付いたセミアコ。

これしかない!

YAMAHAでそのエピフォン「カジノ」を購入。
アンプなしでもちゃんと大きな音がなる。

クィーンは難しそうだから
まずビートルズから。

エピフォンの「カジノ」といえば
そう「ゲット・バック」!
サイド・ギターのジョン・レノンも
弾いているから自分にでも弾けそう。

後から思ったのですが
この曲のジョン・レノンのプレイの一部を
ジミー・ペイジは「祭典の日」という曲で
パクッたのでは?

「ゲット・バック」は弾ける。

次は「ボヘミアン・ラプソディ」に挑戦。
と思いきやこの曲をカバーできない
このギターの構造的な欠点が浮かび上がる。

〈つづく〉

クィーン「Killer Queen」