ツェッペリンへの道程 第14回 | がらくた通り3丁目

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人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

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▲「ミュージック・ライフ」1977年9月号。グラビアはイーグルス。クイーン伝説の1977年アールズ・コートのライヴ・ルポが掲載

クィーンのギタリスト「ブライアン・メイ」
彼は指が長いのかポジショニングが独特。

タブ譜をみながらコピー。
がしかし高音弦を弾こうにも指が届かない。

ナ、ナント!
このギター、通常のエレキ・ギターより
向かって右側のネックとボディの接合位置が短い!

エピフォン
▲手前一番左側がエピフォン・カジノ。最近弾いていないので1弦が切れたまんま。レスポールとのネックとボディの接合位置の違いが、ご確認できるかと思います

レスポールなどは接合位置がネックの
20フレットあたりなのですが
エピフォン・カジノは17フレットあたり。

これじゃハイ・ポジションが弾けないではないか!

今までの僕だとここで挫折してしまうところ。
だが、しかしその数日後深夜番組のMTVを見ていると
懐かしのイーグルスの
「ホテル・カリフォルニア」がONAIRされている。

購入したばかりのビデオで録画。

昔からこの曲は大好きだったし
特に「ドン・フェルダー」がつま弾く
12弦ギターの響きが大好きでした。
アコギにしか興味のなかった時だったから
最後のギター・ソロなどそんなに
印象は残っていなかったのです。

しかしエレキ・ギターを手に入れたこの時は違う。

最後のギター・ソロ。
「ドン・フェルダー」「ジョー・ウォルシュ」
このお二人のツイン・リードだったのです!

この時始めて知りました。

ドン・フェルダーが最初の小節、
ジョー・ウォルシュが次。
そして最後はハモッて大団円を迎える。

アコギに興味があったころと
この時の曲の評価が180°ひっくり返った瞬間でした。

つまり以前は12弦ギターの響きと
曲の良さでこの曲が好きだったわけですが
エレキ・ギターを手にしてからは
この歌部分が最後のギター・ソロのための
イントロだったのだとさえ感じました。

僕はその後このビデオを摩り切れるまで
見ることになります。

そして今度こそ、
ストラトキャスターかテレキャスター
もしくはレスポール。
そしてアンプも買わなければと
決意するのでした。

〈つづく〉

イーグルス「Hotel California」
僕がすり切れるまで見たビデオとは
若干アングルが異なりますが、音は同じ。
これは去年発売になった
イーグルスのDVD「駆け足の人生」のもの。
テクニック的には
ダブル・ネックを抱えた「ドン・フェルダー」ですが
「ジョー・ウォルシュ」の
この表情豊かなプレイにやられました!