ツェッペリンへの道程 第5回 | がらくた通り3丁目

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人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

たくろう
▲「つま恋コンサート」の吉田拓郎。「朝までやります。朝までやるよー。朝まで歌うよー」って叫んでる場面?

風4
風6
▲1976年12月、共同音楽出版社から発刊された「風の世界PART3」の表紙(上)と中ページグラビア。マーチン派の正やんがギブソンJ-50を抱えている珍しいカット

僕がこの「つま恋コンサート」で
一番気にいったのは
元かぐや姫のメンバーだった
伊勢正三さんが結成した「風」

彼の相性は「正やん」
あの「なごり雪」の作者です。
「つま恋コンサート」の風のステージで歌った
「はずれくじ」という曲が
とても印象に残りました。

このコンサートの体験により、
本格的にフォークを聞くことに。

かぐや姫のアルバムよりも先に
風のファーストアルバムを入手したのでした。

その後、かぐや姫のラストアルバム、
南こうせつさんのファーストアルバムという順。
山田パンダさんのアルバムは秋に発売になりこれも入手。
雨降りの夕方、レコード店に買いに行った記憶があります。
「まえぶれ」という曲が大好きでした。

今でもこの曲は名曲だと思ってます。
youtubeで検索してもひっかからない曲。
日の目を見ることのなかった曲ですが
僕は大好きで今もたまに口ずさむと
涙腺がゆるんで歌えなくなってしまいます。

「正やん」はとにかく
詩の中に小道具を持ちこむのが得意。

たとえば「切れた定期の日付が別れの記念日」だとか
「もしも幸せを計ることができるなら
積み重ねた新聞の高さなのかもしれない」とか。

「正やん」のような詩を書く人はもういないですね。
たぶん…。
現在ほとんど邦楽を聞かないから自信ありませんが。

南こうせつさんはこの後、
ご自身の世界を深めていくのですが、
風は翌1976年発表の
3枚目のアルバム「Windless blue」から
アコギをエレキに持ち替えロックっぽくなる。

リズムやベースなんかソウル・ミュージックっぽい。
僕は風の中ではこのアルバムが一番好き。
とにかく名曲揃い。

「君と歩いた青春」は超名曲!

太田裕美さんや松田聖子さんにも
カバーされました。

〈つづく〉

風「君と歩いた青春」
お勧めです。ぜひ聞いてみてください。