最近、口を開けばバイヤンがどうした、ラームがどうだ、クロースがすてきだしか言わない私です。
ホームでCL決勝とくれば、言わないほうがおかしいと思うわけです。
現在職場にサッカー好きっがひとりもいないので、新入社員に、「サッカーすき?」と訊いては思いっきりひかれる毎日です。
ごめんね、こんな上司でにひひテヘ←反省しろ

だから、ドイツに行くんです。
正確にはミュンヘンに行くのです。
6月~7月にかけて、10日間、「ドーハの悲劇」で有名な、ドーハ経由で、ミュンヘンに向かい、それからずっといます。
スペインのシャビ・アロンソファンの友人といっしょに、アリアンツ・アレーナにだって行っちゃうつもり。
また、ちょうどEUROの準決勝&決勝が行われるまさにその時、ちょうどミュンヘンにいるので、ドイツの方々にまざって、パブリック・ビューイングでドイツ国歌を歌うつもり。
ドイツだったら、そこまで勝ち上がってるに決まってる!わたし、そう信じてる!!

もちろん、サッカーだけじゃないですよ。
わたし、実は建築オタクなので、ドイツの古城なんて見逃せるわけがないのです。
キリスト教自体はそんなに興味ないけれど、教会はだいたいいつも素晴らしい。
教会に限らず、宗教関係の建築はハズレがないと思います。モスクも、お寺も、神社も、もれなくとても美しい。
フラウエン教会の、悪魔の足跡からの光景を見て、さらに、塔にも登っちゃうつもり。
ヴィッテルスバッハ王家の本城だったレジデンツなんて、長い間かけて増改築されたから、ゴシックやらルネサンスやらバロックやらロココやら、ヨーロッパの建築様式が一同に会しているし、夏の離宮のニンフェンブルクも絶対に外せないし、あと、ビールを飲まずには帰れない。
10日じゃたりない。

問題は言語能力です。
ダンケシェーン、~ビッテ、グーテンターク、グリュースゴット、ヤー、ナインだけで、どこまで乗り切ることが出来るだろうか。
まあ、なんとかなるかな?うん、ねえ?
バイヤンが勝った!
レアル・マドリードに勝った!

見ていまいました。厄病神なのに、私見ると負けるのに!
なんつーか、サポーターがレアル一色で、いくらレアルのホームとはいえ、ほとんどもう四面楚歌。
瞬く間に2失点した時は、本当に見なければ良かったと思ったけど、私が見たくらいで負けるバイヤンのはずがないと悟りを開き、最後まで見ると心に決めた。
実際、押してましたよね、バイヤン。
ノイエ・カイザーであるところのクロースの、地味だけど華麗なパス、アラバのなんか意味不明なほどの気迫などなどで、どう考えてもレアルよりたくさんの決定機を作っていました。
ゴメスが外すんだけどorz
もう、自分で打った方がいいって、クロース!!と、思わず叫んだ深夜4時(心の中で)
つーか、ひとつくらい決めるでしょ、トーレスだって決めたのに。

本当に、最後の最後まで緊迫した展開で、延長戦ですら決まらず、恐怖のPK戦にまでなる。
延長になった時点で、クリロナさんとか死にそうな顔してた。
クロースの顔が、どんどん青くなっていく。
マルセロさんがやたら元気そうだった。
それでもラームは走ってた。
なんというか、わたし、もう泣きそうだった。見ているだけで、死にそうに緊張した。
てゆーか、ゴメスがどれかひとつでも決めてたら、とっくに終わった試合だったんじゃないのか、と、ちょっと思う。
明日仕事なのにってゆーか、今日仕事ってゆーか、あと3時間で出勤なのに、という状態でした。
今日は仕事になんないよー汗

今日は、両キーパーが神様でした。
守護神とはよく言ったと思いました。
ノイアーが、カシージャスが止める度、泣きそうになったのは絶対私だけじゃない。
PKで、クロースとラームが外すとか、本当に心臓が止まるかと思ったけれど、120分、ずっと走っていたんですもんね。
見ているだけでもしんどいくらいの120分でしたもんね。

CL史上、ホームで優勝したチームはまだいないそうです。
バイヤンが勝ったら、史上初になるんだそうです。
歴史を作れバイヤン
I know,You can do it!!

サッカーを、相変わらず見ています。
ドイツのサッカーを見ています。
バイエルンミュンヘンを見ています。
主に、トニ・クロースを見ています。

ですが、最近の試合展開は、望ましくない展開を見せ、見ていて寂しくなるのです。
要するに、勝てません。
負けるだけならまだしも、負け方がよくありません。
たまに勝っても、勝ち方もよくありません。
だから、多くは語らないのです。良かったころを懐かしみ、今シーズンを強く生き抜いていこうと思うのです。

随分前、通販カタログを申し込んだ私ですが、なんと、ドイツから送ってくれました。
なんてこったい。

俺様倉庫
ハイ、クロースです。
カタログから抜粋。この、まったく慣れない感じがかわいくて、にやにやうふふと見ています。
だいたい、全編こんな感じです。選手総出演で。
黒いパーカーは商品ですが、このデニムは私服かしら、などと妄想しながら見るわけです。楽しいとしか、言いようがないわけです。
まあ、商品たちが欲しくなるかどうかは別ですが・・・

せっかく送ってくれたので、ふと、コートを買おうと思ったのです。
わずか€100買うだけで、ドイツから送料無料で日本まで送ってくれるという、太っ腹ぶりですし。
低体温を誇る私はものすごく寒がりで、さらに私は背が高いので、日本サイズのコートだととにかく腕の長さ、丈、ともに全然足りない。
一昨年に買ったダウンはギリ手首くらいまで袖があるのだけど、いかんせんよれよれです。

俺様倉庫
これ。
暖かそう。てか、絶対暖かい。
192センチの大男が着ても、この袖丈。憧れの萌え袖(痛)が出来るに違いない。
てか、ドイツの女性は背が高いので、ノイアーとお揃いじゃなくて、綺麗なお姉さんが着ているレディースを買えばいいんじゃないか!?とか、心弾みまくり!
お値段も、たったの€50とお値打ちで、送料無料への道遠く、じゃあ、ユニホームを買えばいいんじゃないかと、天啓が下った。
ホームはラームさん、CLはクロースにしよう、そうしよう、と、テンションマックスになり、最近の悲しい試合のあれこれを、少し忘れることが出来ました。私は単純です。

んで、結局、モンクレールを清水買いしたので、ノイアーとお揃い計画は延長になりました。
おかしいな。

アーサー・C・クラーク著

ある日、地球上空に現れた宇宙船。

その日から、地球はその宇宙船の主「オーバーロード」の管理下に入った。オーバーロードの管理の下、地球は、史上空前の平和を享受していた。

何故、オーバーロードは地球にやって来たのか。

どこから、オーバーロードはやって来たのか。

なんのために、オーバーロードはやって来たのか。

そして、オーバーロードとは、一体何者なのか。


さて、クラークです。

多分きっとクラークは、どうしたら戦争が無くなるのか、と考えたのではないかと思うのです。

多分きっとクラークは、そう考えてこのお話を書き始めたのではないかと思うのです。

そして書きながらクラークは、地球人だけでは、戦争を終わらせる事ができないと、結論づけたのではないかと思うのです。

文明の進み具合では、オーバーロードと地球人のそれでは、まさに大人と子供。

それほど大きな力が外から働かないと、戦争は終わらないと思ったのだろうと思うのです。


物語はそう進みます。

地球人「ごとき」には立ち向かいようのない巨人が、力づくで、でも戦争も、飢えもない、ある種のユートピアをもたらす。

確かに、あえて指摘するべき欠点のない世界が広がるけれど、その目的が全然分からない。

最初は姿も見せないオーバーロード。

それから、姿を見せるオーバーロード。

何故、その姿だったのか。

それを知りたくてたまらない気持ちがすごく分かります。ありえない無茶をしてまで。


そうして迎える「幼年期のはじまり」と、「幼年期の終わり」。

あまりに惨い幼年期の始まり。

裏腹にものすごく綺麗な文で語られて、なんでオーバーロードは地球に来たのかと、恨みたいくらいの気持ちになります。

なんで来たのか。こんなことなら、戦争だらけの方がずっとマシだとさえ思います。

それから、あまりに壮絶な幼年期の終わり。

それはオーバーロードが地球に来た理由。

誰かの書評にあるように、素晴らしく不愉快なフィナーレです。

やっぱり、なんで来たんだよ、とオーバーロードを恨みながら、同時に、圧倒的なオーバーロードの絶望を知る。

登場人物の言う通り、気の毒に思った。


長い時間が流れる物語だから、登場人物はいっぱいいます。

だけど、それぞれによりそって、物語を読み進めるには突き放して書いてあるように感じます。

長い時間の流れる物語の中で、一瞬すれ違って、彼らのその後がほとんど見えない。

きっと、それが主題じゃないからです。

読んでいて、最初から、徹頭徹尾不安でいっぱいになるお話です。

それから、ほんの少し、本当に少しだけ、オーバーロードに今来て欲しいと思いました。たとえ結末が分かっていても。


素晴らしく不愉快。

この作品を表現するのに、これほどぴったりの表現は無いと思います。

ずっと、地球人よりずっと上の存在であるオーバーロードがもたらす、あまりに惨い結末と、あまりに深いオーバーロードの孤独と、絶望と。


これが至上なのかもしれないけれど、こんな終わりは、来ないで欲しいと思うのです。

やっぱり、ドイツのサッカーを見ています。
バイエルンを見ています。
史上最小キャプテン・ラームが率いるバイエルン・ミュンヘンを、とにかく録画で見ています。
とにかくラームさんは小さくて、その安定感と見た目に反した頑丈さにおいて、他の追随を赦さず個人のパフォーマンスとして、ほぼ崩れることのない、相変わらずの化け物ぶりを、粛々と見せ付けておいでです。
詳しくないので単なるひいき目ですが、リベリの復活は、ラームが後ろに戻ってきたからだと思われ、ロッベンが今期少々イマイチなのは、後ろにラームがいなくなったからに違いないと、詳しくない私は思うわけです。
今期前半のラーム―クロース―リベリの左サイドのラインは、詳しくないながら、サッカー界屈指だと思ったものです。
ラームさんの安定感にすっかり慣れてしまい、もはや日常の光景のように思い始めた私には、ラームの凄さはいない時に一番分かるものだと思うわけですが、頑丈無双なものだから、そういう機会もほとんどないのでした。

そして、今一番見ていてウキウキするのは、トニ・クロースです。

俺様倉庫
「ブレードランナー」にレプリカント役で出られそう。それにしてもロゴが邪魔。

詳しくない私が見ていてもものすごく巧くて、若さに似合わぬ冷静さで、美しく華麗なプレイを地味に行うという、実にエレガントな選手です。
多分U17とかだと思うのですが、あの辺の動画などはちょっと一人飛びぬけて華麗で、『神童』と言われて育った、バイエルンどころかドイツの至宝です。むしろ、最近まで取材規制されててほとんどメディアにも出て来なかった箱入り息子なので、秘宝と言うべきか。
若いくせに徹底した自己管理が出来るとのことで、多少の体調不良もすぐに把握、修正するという、アンドロイドっぽさ。
色素の淡い、地味だけど整った顔立ちもどこかアンドロイドっぽい?
良い時は機械で測ったように正確なプレイをするし、難しいシュートを決めてもニコリともしないトコもアンドロイドっぽいな、うん。
そんな彼が、味方がシュートを決めたときなんかはちゃんと(?)はしゃぐのを見て、ああ良かった、人間だった、なんて安心したりするのでした(失礼だろ)
趣味:愛犬だしね(重要)

とても器用な選手で、トップ下や二列目左右やボランチや、とにかくどこだってやってくれて、どこだって水準以上のプレイが出来ちゃう天才なのですが、詳しくない私ですが、トップ下でもっと起用してくれればいいのにな、って思います。
クロース自身のプレイもですが、それ以上に他の選手がすごくプレイしやすそうに見えたので。
“カイザー”フランツ・ベッケンバウアーが「新皇帝」と呼んだのは、トップ下でのときじゃなかったかな。
その名に相応しく、ピッチを支配していたように思いました。
今、ミュラーがトップ下にいることが多いですけど、“新皇帝”と比べるとちょっとシンドイ。
それくらい、トップ下のクロースには風格があります、若いのに。

相変わらず、ドイツのサッカーを見ています。
バイエルン・ミュンヘンを見ています。

てゆーか、トニ・クロースを見ています。
多分、きっと、今年のユーロの顔になると思うの。多分、きっとね。
寒いですね。
死にそうに寒い毎日ですね。
ですが、寒さに負けず、走っています。
歌いながら、ウキウキと、妙に楽しそうに、歌いながら、息を切らして走っているようなバカを見かけましたら、多分きっと私です。
黙って走れよ、ねえ?

気が向いた時、走る用のプレイリストを作ります。
楽しくって、アガる曲を選んで、これ聴きながら走るんだーなんて、本当に楽しいです。
私はネクラなので、linkin parkとかコープレとかradioheadとかが大好きなのですが、楽しく走るには正直向かない。
まあ、それでも入っちゃうんですけどね。
難しい顔で、どうゆぅうふぃ~るこーーーーとか歌いながら走ってるバカを見かけましたら、間違いなく私です。
ノリノリ過ぎて、完全に一人の世界に没入し、「This song save my life」を熱唱しながら走っていたら、前から上品な老紳士がやって来たその時に至っては、回れ右して全速力で逃げた。
だって、「こんにちわ」なんて言うんだもの。見なかったフリしてよぉ・・・

なんとなく洋楽が多いです。
なんとなく聴いているうちに、なんとなく歌詞の意味が分かってくるのが楽しいです。
今しつこく聴いているのはアーロン&ニック・カーターの「She Wants Me.」(古!いつの歌よ…)
タイトル通り、アメリカ有数のアイドル兄弟(多分)が一人の女の子を取り合っているとゆー歌なのですが、なんつーかちょうかわいいのです。
ブランディと今は亡きアリーアの「The Boy Is Mine.」も、あのかわいこたんたちが取り合う男ってどんな男よ、と、おっさんくさい事を思った私ですが、コレも、どんな女の子だよ、と思わずにいられません。
あのかわいこたんたちは、なんか色っぽくて、スゴミがあるのですが、こちらのアイドル兄弟はもうちょいあほっぽい。
最初っから最後までかわいくケンカをしていて、聴いていてにやにやしちゃいます。

んでもって、最近夢中なこの方たちのコレ。


わたくしの大好きなLinkin Park「Waiting For The End」と、ケイティ・ペリーの「E.T.」を合体させちゃったとゆーもの。
連弾&ハモリもうつくしく、再生回数にかなり貢献している私です。
プレイは素晴らしいのにちょこっと笑える部分があるのも愛しいポイントです。
そして何より、歌いながら走りたい(もう歌うのやめろよ~)曲、栄えあるナンバーワン。
楽しすぎる。
他のカバーも楽しくて、ウッカリyoutubeつなぐとしばらく出て来れない。そろそろデビューしてアルバムを出してくれないものか。

起きてる時は勿論だけど、寝るときも、寝ちゃったら音楽を切ってくれるとゆースグレモノのアプリを見つけたので、安心して(?)聴きながら寝ます。
寝つきの速さはのび太クラスなので、一曲を最後まで聴いたことないんだけど、好きな曲を聴きながら寝るってのは最高にシアワセだと思う。
多少のいやなことなんか消えてしまう。

ちゃんと分かってはいるんです。本当は、音楽がなくても死にはしない。
だけど、音楽がないと、死にそうなくらい寂しいと思う。
24時間365日、いつでもどこでもMUSIC状態なので、ないのがまったく想像出来ない。


・・・病気ですかね?


三浦しをん著

密かに箱根駅伝を目指すハイジは、誰よりも速く走るカケルに出会い、本気で箱根を目指すことにする。

おんぼろアパート「青竹荘」に住む、陸上経験などまったくないような素人たちを巻き込んで、本当に箱根に向かって走り出すが。


箱根駅伝がすきです。

てゆーか、初泣きは箱根と決めてます。てゆーか、絶対毎年泣いてしまう。

去年も涙腺決壊ポイントがたくさんありましたが、19位くらいでゴールした上武大10区の地下という選手が、最後の最後、ゴールテープを切った後、走ってきたコースに向かって、深々と礼をしたのを見た時が瞬間最高決壊率でした。

んでもって、今日の往路も例によって泣きました。

山の神はやっぱり神様でした。

元祖・山の神順天堂の今井は、静かに淡々と、だけど確実に勝利をもたらす神だったけど、現・山の神東洋大の柏原は、本当に苦しそうに、顔だけ見れば今にも立ち止まりそうな表情で、やっぱり絶対に勝ってみせる。

あの、苦しそうな顔を見て、神様でさえそれほど苦しいことなのだと、そんな風に思いました。

その神様に、トップで襷をつないだ様子を見て、アホみたいに泣きました。

なんか、これがもし駅伝ではなくて、一人で走っているのなら、こんな風には走れない、なんて思ったりするのです。

また、足が止まったり、どこかを痛めて、一人だったら走るのをやめているだろうけど、選手たちは走るのをやめないし、見ているのも痛々しいけれど、走って欲しいと思うのをやめられない。

一緒に観戦している者が「ありゃ駄目だな」とでも言おうものなら、マジギレするのも恒例です。初怒りもだいたい箱根。

だいたいにおいて鬱陶しいです。本当にスミマセン。

そんな大好きな箱根を目指す10人の物語です。
あらすじを読んで、正直、んな無茶な・・・と思ったのですが、読んでいるとすぐに、ああ、コイツらを箱根に行かせてあげたいと思うようになり、さらに読み進めると、コイツらは箱根に行けるに違いないと思い始めるという、そんな一冊です。
いろいろあってエリート街道を踏み外した天才な走や、足の調子がよくなくてエリート街道を逸れてみた清瀬辺りまではともかく、後は、大学に7年居座り不摂生の限りを尽くした元陸上部員やら、漫画オタクやら、クイズの王様やら。
もう、よく走ろうと思ったよな、という面々。
だって、3キロくらいだって走れる自信ないとか、そーゆーレベルじゃないですか、陸上やってない人間なんて。
ソイツらが、20キロとか走っちゃう。
ソイツらを、20キロとか走らせちゃう清瀬って、魔法使いか何かなんじゃないかと。
そうして、それぞれが走るシーンは素晴らしいです。
10人だけど一人で走るそれぞれの1時間、コイツら、だから走っているんだなあ、って、20キロも走る事にした理由のようなものが浮かび上がってきます。
想像するだけでもしんどく長い20キロ、ずっと続けばいいのにと、思った瞬間さえある。

速く走れば走る程、ランナーは孤独になっていくという。
同じ速さで走れるものにしか、分からないものがあるという。
だけど、駅伝なら一人じゃないかも、と思いました。結局駅伝とは、自分のためだけじゃないから、走っていけるのだろうと。
文中に何度も早さよりも強さと出てきますが、10人分の想いを背負って走るのがら、速いだけでは走れないのだろうと。

そして、この本を読んで、自分も走れるかも、と勘違いしてしまったり。
運動不足の解消も兼ねて、ウッカリ走り始めた私です。
走ってみてつくづく箱根を登る気はさらさらないし、マラソンだって願い下げですが、ちょっとずつ走れる距離が伸びてきて、少しだけ楽しくなってきた今日この頃。

箱根はやっぱり特別ですね。


 
近藤史恵著

自転車ロードレースのアシストとして、エースを支えて走る白石誓を主人公としたシリーズ。

「サクリファイス」は日本が舞台で、いかにして白石誓がツールの本場であるヨーロッパに行くことになったかの物語で、「エデン」はなんと世界最大の自転車ロードレースツール・ド・フランス!


2011年シーズンのツール・ド・フランスは面白かった。

今更なんですが、時差の関係で流石にライヴでは見れず、録画したものを細々見て、やっと、パリにたどり着いたところです。

やっぱり、流石に23日に及ぶ長い長い戦いを全てではなく、各ステージの90分のハイライトをちょこちょこと見ました。要するに、不屈のベテラン・エバンスが勝ったことを知った上で見てました。

この、「サクリファイス」と「エデン」を読んだ後、ツールを見ると、とにかくアシストの動きに目がいきます。

自転車ロードレースは団体スポーツでありながら、エースただ一人だけが勝つという、ちょっと特殊なスポーツです。

勝つのはエースだけだから、表彰台に上がるのも、エースただ一人。

一人のエースを勝たせるために、アシストは、風除けになり、エースの自転車が壊れれば自分の自転車を差し出し、ひたすら自分を殺して走るわけです。

2011シーズンで印象的だったのは、ピレネーで、大きく膨らんだメイン集団から抜け出して引き、何度も落車しながらも、敵チームのアシストを振るい落として走り、エース対決という展開を作ったシュレック兄弟のアシスト。

それでも、彼らは名前すら呼ばれる事なく、ただ、「シュレック兄弟のアシスト」とだけ呼ばれていました。

反面、だからこそエースは絶対に、何が何でも勝たなくてはいけない。

エースはアシストたちの名前すら奪って、アシストたちを殺しながら走っているのだ。

そんな中、敵チームにアシストを削られて、孤独な戦いをしている事が多かったエバンスが勝った。

それがすごく面白かった。


このシリーズの主人公・白石誓通称チカは、とってもいいアシストです。きっと、「天性の」とか大袈裟な枕詞をつけても間違いじゃないと思う。

本当に自分の名誉だのなんだの全く関係なしに、自分の為にはまったくならなくても、エース…石尾あるいはミッコのために山を登る。

自分のエースがトップに立てば、心から、本当に心の底からそれを喜ぶ。

なんというか、健気だなあ、と。

他人の栄光のために戦うのがアシストの仕事だけど、それでも、なんでここまで出来るんだろうと思わずにいられない。

でも、チカは幸せだと思いました。

チカがそうまでしてアシストするエースは二人とも、そうまでしても支えるべきエースだと思うので。

だから、「サクリファイス」の本当の意味が分かった時、文字通り大号泣しました。


それを踏まえて見た今シーズンのツールは、本当に面白かった。

何度も落車しながら、自分のためにはまったくならないのに走る、シュレック兄弟のアシスト、イェンス・フォイクトには本当に泣かされた。名前、調べました、思わず。

そういうものかもしれないけれど、その名前を知らずにいてはいけないと思ってしまいました。

そんなワケで、アンディ・シュレックには勝って欲しいと言うより、勝たせたいと思いました。

この本を読んだ私にとって、自転車ロードレースとは、選手が勝つのを見るのではなく、選手たちが勝たせるのを見るスポーツになりました。

相変わらずサッカーが楽しいです。
日本やなでしこも頑張ってますけど、結局ドイツを見ています。
バイエルンを見ています。
とにかく試合が多いドイツ代表で、EURO予選やら親善試合やら、サッカーしてないと死んでしまうんじゃないかとか、つい心配しちゃうくらいの回遊魚ぶり。
さらにブンデスリーガの試合もあって、私がヒイキにしているバイエルンミュンヘンなどは、通常のシーズンに加えてCLの予選はあるし、代表だってほとんどバイヤンだし・・・という、ハッスルぶりです。
その試合のほとんどに登場して、本人のパフォーマンスとして、アレな試合もほとんど無い高値安定キャプテン・ラームの鉄人ぶりに、空恐ろしささえ覚える今日この頃です。
代表でもクラブでも、ラームはいるのが当たり前な現状ですが、この人、こう見えて故障の総合商社~無い負傷はりません~ロッベンと同い年なんですけど。
その上、この人、私より身長低いんですけど。
最近気がつき、オロオロしました。日本人女子の私より小さいドイツ代表キャプテンって。
もう二度と出ないでしょうね。

ヒイキにしているバイエルンミュンヘンは、今んトコ一位です。ヨカッタヨカッタ。
開幕直前直後はボロボロで、開幕した日に終わったと思う程で、見てらんない!って感じでした。
んで、見てらんない!!と思って、本当に見るのやめた辺りから連勝し始め、首位に立ったり、マリオ・ゴメスがハットトリックしたりしたものですから、ああ、ハイ、疫病神は私でしたか、と、そんな按配です。
なんか、見ちゃいけないような気持ちになってしまい、最近は録画しか見ていないとゆー今シーズンです。
勝ったと分かっている試合を、安心して見るのが今シーズンです。
ヒイキにしているバイエルンミュンヘンのキャプテン・ラームさんは、いつもの通り、いつだって良い出来です。一言で言うと、割と化け物。つーか、完全に化け物
一見かわいいので、余計に化け物だと思わされます。

そして、ふらふらと公式サイトに紛れ込み、FREE!と書いてあった、ウワサの通販カタログを申し込んでしまいました。
通販カタログと侮るなかれ!
総ページ数250ページの堂々たる一冊で、ドンと「FCB」と書いてある真っ赤なTシャツなどを着た選手たちが、ぎこちないポーズをとっている写真集(?)なのだ!
ドイツ人、通販カタログすら手抜きなしか?
ドイツに行かないと手に入らないと思ってたんですけど、公式サイトのカタログのトコから、ドイツ語のアラートに叱られながら住所やら名前やらを英数小文字で入れていったら、ご注文ありがとうございます!的な画面になった。ドイツ語だから分からないけど。
本当にウチに送られて来るのでしょうか。
まさかとは思いますがドイツから?
万が一ドイツから送ってくれたりしたら、カタログから何か、ちゃんと買おうと思います。
「FCB」トースターでトーストして「FCB」のロゴ入りに焼けたパンにヌテラをぬって食し、「FCB」のフレグランスを身にまとい、スーツのポケット「FCB」ロゴ入りボールペンをさして仕事をし、湯上りには「FCB」とエンブレム入りのバスローブを羽織る…という生活をしようと思います。

間違った方向に進んでいるのは間違いない私ですが、どうしよう、本当に楽しいです。
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今更説明するまでもないですが。

はるかな未来の銀河系で、ゴールデンバウム帝国と、そこから独立した民主主義国同盟との長い長い戦争の最中に現れた、ラインハルトとヤンという二人の天才の物語。

,

本当に今更語るまでもないのですが、本当に今更読んだのです。

読む前から意外と筋を知っていたりして、それをどこで聞いたのか自分でも分からない。

10冊ありますが、読み終わるのに1週間かからなかったくらい、どんどん読めてしまうシリーズですね。

今更言うまでもないですが、超絶美形のラインハルトが宇宙を手に入れるまでと、のほほんとしつつも要所ではラインハルトを唯一追い詰める事が出来るヤン。

ヤンはいつも、ラインハルトが支配する戦況を打破していくのだけど、最後の最後でいつも必ず足を引っ張られてしまう。

戦略的にはともかく、戦術的にはラインハルトはヤンに勝つ事が出来ない。

ベタですが、「ガラスの仮面」を思い出すキャラ立てです。

誰にも妨げられない『カイザー』ラインハルト…勿論自分の実力で手にしたものですけど…が亜弓さんで、とにかく自由に戦えた試しのないヤンが北島マヤ。

それでも、戦争全体で見れば勝ったのはラインハルトではあるけれど、部分的にはヤンが勝っている。

少なくともヤンは、ヤンが支配していた戦場では、一度たりとも負けた事がない。

「ヤン・ウェンリー・・・!恐ろしい子!!」

と、ラインハルトは思っているに違いなのです。


ちなみに、帝国好きです。

ナイトハルト「鉄壁」ミュラーが好きです。

高級幕僚の末っ子として、ほのぼのと存在しているのが可愛いくないですか?

「皇帝を守り参らせよ!」とか言って、ヤンの前に立ちはだかること2回。ヤンも思わず褒める番犬ぶりです。

そのヤンと言葉を交わすシーンも良いですね。

おっとりおだやかな癒し系のミュラーと、天然ヤンの会話は何度読んでも癒されます。

同盟も勿論好きです。

イアン・コーネフが好きです。

え?どっちも地味ですか?


ラインハルトがキルヒアイスという半身を捥ぎ取られて始まるこのお話。

本当に序盤で姿を消すキルヒアイスですが、ずっと埋められない穴とそて存在し、その穴は物語が進めば進むほど大きく広がっていく。

時々、ラインハルトが引っ越してきたのが、キルヒアイスの家の隣じゃなかったら、と考える事があります。

ミュラーとかだとあんまり変わらないと思うけど、ホラ、ロイエンタールとかだったら、きっと銀河の歴史が変わったと思う。

あんな甘酸っぱい初恋ストーリーにはならないはず。

んで、たどり着いた結論としては、ミッターマイヤーの隣の家に、引っ越してくれば良かったんじゃないかとか、思ったりしたんです。

ミッターマイヤーだったら「ラインハルト」と呼べたんじゃないかと。「ラインハルト“様”」ではなくて。

キルヒアイスが、「ライハンルト」と呼び捨てに出来ていたら、あんな事にはならなかったんじゃないか、とか思ったりしたんです。

そうなると、ロイエンタールとキルヒアイスの双璧ですね。

うん、美しい。


本編は一応完走しましたが、外伝もやたら出てますね。

これ、長く付き合えそうです。

そうしてまた、本棚を買い足さないといけなくなるのだ。

電子化してくれないかなー・・・