2024/11/14

テーマ:

アンドレ











オーク










高校で習ったと思うんです


赤い筋肉はミオグロビン

白はミオグロビンが少ないとか



馬の場合そのミオスタチン遺伝子とかいって

筋肉の質の差を遺伝型で3種類に分けて

C/C

C/T

T/T

とか

C/Cは筋肉が多くスピードタイプのミオスタチン遺伝子だということで

この方を遺伝子レベルで調べて

短距離のスプリンター

中距離型

スタミナ型とか

筋肉の質でだいたいの距離適性を把握するというのがあるそうです








スピードと瞬発力に優れた筋肉の質の遺伝子

だからといって体の骨格とか構成とか気性なんかも遺伝するので

かならずC/Cが短距離しか走れないとかはなくて


でも筋肉の質からいけば瞬発系かパワー型とかは

検査でわかるみたいです




それで昔のサラブレッドは

今の馬ほどはスピードが無いというか

2400メートルとか長距離を走るのに適して馬がヨーロッパのサラブレッドというか






ノーザンダンサーというアメリカ産の馬がそれまでとは違う

完全なスピードタイプで

その息子のサドラーズウェルズがヨーロッパをスピード競馬に変えたとも言えるけど



ともかくこのCの遺伝子がノーザンダンサーの父のニアークティック

この馬にあったということと

母のネイティブダンサーからもCのスピード遺伝子を受け継いだという説の話です











このCがサラブレッドから派生したCと

アメリカの土着系のCアメリカンクォーターホースとかアメリカンダミーとか由来の2通りあるのでは?

という説があるわけです


ネイティブダンサーがその典型的な代表と言われています



サラブレッドというのはダーレーアラビアン

ゴドルフィンアラビアン

バイアリーターク

この三大始祖の系統がサラブレッドで

英国のジェネラルスタッドブックに載っている馬に遡れない馬が血統に入っている馬はヨーロッパではサラブレッドとして認めないという ジャージーアクト

という時期がノーザンダンサーの前にあり


例えば

アメリカには昔の名馬にレキシントンというのがいて

レキシントンカップというレースは昔からあるくらいで

でもそのレキシントンという昔の馬がジェネラルスタッドブックに載っていない馬を含むというので

レキシントンが入ってる馬はヨーロッパではサラブレッドといては認めない

締め出すというのがあったんですね


なせそんなことをやっていたか

理由はアメリカンダミーのサラブレッドではない不純な系統の排除

という考えがあったと推察されるわけです




これを含むのでサラブレッドではないとか

暴論のように思うし

今の競馬にはこの系統は必要不可欠だけど



NDというのはノーザンダンサーの事ですね

見たら歴然リファール、ヌレイエフはノーザンダンサーと同じスプリンターマイラーの背の低いタイプで

ノーザンダンサーの父のニアークティックは普通の大きさなのがわかりますね


この考え方とか理論とかCとかTとか
遺伝子調べるとか凄い研究ですよね



ニジンスキーは大きい分少し長い距離も特異なイメージ通りの
体型的に明らかに

スプリンターとそうでないかで
見た目にも差があり





例えばサイレススズカの母系のアクアクというのは完全なアメリカ系だし

そういうスピード系のアメリカの血と

ヨーロッパクラッシック系統とでは昔は明らかな差があり


ヨーロッパでもスピードを求める生産者が多くて
そこへノーザンダンサーというアメリカの種馬ですけど
たくさんの産駒がヨーロッパで走りスピード競馬に
変化した
というのが実情でしょう


アメリカは短距離スピードダート
ヨーロッパはスタミナ長距離レース

それは間違いないけど
スピードスタミナを両立したような馬が世界的に求められてますね


ヨーロッパにもマイル戦はあるので
それもあるけど

ノーザンダンサー自体がネイティブダンサーを含むことと
サドラーズウェルズは母系がこれも
これ以上ないくらいのアメリカ
締め出し喰らってたアメリカ系が何本も入ったようなスピード型になってます








なので逆に長距離得意のサドラーズウェルズの父がC型のノーザンダンサーではないのではないか

というような都市伝説が出てくるんだと思うのです


スピードのノーザンダンサーと母もカリカリのアメリカだからサドラーズウェルズには違和感を感じるのも確かでしょう




そもそもこのCとかTとかこの概念が正しいのかどうかどうか

他の要素もあるでしょう


ミスタープロスペクターのネイティブダンサーのスピード型というのは明らかにわかりやすく

それでもスタミナも備えた瞬発系も出てるし


それでこの理論というか考え方を考えるのは難しいと思い私は考えるのを辞めたんです🤣


これはでも大まかに分けて

遺伝子型で筋肉の質がわかるというのは意義深いですね


シアトルスルーのあの後肢とか腰の違和感は

ストームキャットのあのコロコロ感は

いかにもアメリカで

納得できるというかサラブレッドの端正な姿とはかなりかけ離れた変わった形をしてたから



ノーザンテーストをポニーみたいな体型だと昔の人は言ったらしいけど


私は道産子とか木曽馬みたいだなと思ったのであります

でもその筋肉質な丈夫な高回転のコンパクトな体がスプリントマイラーの典型的な形なんでしょう



おそらくサドラーズウェルズは筋肉の質はCなのかもしれないけど

体躯構成的に骨格が足が長いとか

質はマイラーなのかもしれないけど体型がTの形に出てるから距離が長いのが得意なのでしょう