茨城県『大甕神社』からのバトン
次なる場所は奈良県・布留山にある『石上神宮』
大甕神社の境界石に貼られていたお札に書かれていた言葉に
この石上神宮に伝承され続けている
十種祓詞（とくさはらいのことば）の一節が使われていたのだ。
どんな繋がりがあるのかは分からないけど
とても強いエネルギーの詞
それはもう淡々と活性化させているような感じ！
でも、活性化させるだけでなく落ち着かせてもいるような・・
『三歩進んで二歩下がる』
という言葉があるように
波のように揺れながら
活性、鎮静、活性、鎮静を繰り返し
足元の地場を固めながら
確実に一歩ず歩みを進め拡大していくかのよう。
その時が来るのを待ちながら・・
活性させるだけでは
その大きな力をコントロール出来ず
暴走してしまい、力に支配されてしまう。
鎮静だけでも力強さ、勢いが欠けてしまう。
でもこれらの前提に浄化し清めることも大切だ。
『 浄化 → 活性 → 鎮静 』
このサイクルはもれなくセットなんだ。
今回、石上神宮の朝拝に参加させてもらい十種祓詞を含め
宮司さん達と一緒にいくつかの祝詞を上げさせてもらってきたのだが
これが何とも言えないご神事。
言葉に宿るエネルギーはすごい！
神社では祝詞
お寺ではお経
何百年、何千年と残る言葉たち
先代の人たちが伝えたかった想い。
祈りを届ける
願いを届ける
その想いを私たちは
どれだけ受け取れているのだろう・・
そんなことに想いふける時間が
時を超え繋がりを強め
とても尊いことだなと思える。
自由に制限なく、殺されることも無く
自分の想いを伝えられる現代に生きる私たちは
本当はそれだけでとてもとても幸せなんだ。
自分自身を縛り付けているのは
他の誰でもなくいつだって自分自身。
本当に欲しいのはモノ・コト・ヒトではなく
それらを得たときに感じる感覚、感情。
そこに気付けなければ
一時の満足感にいずれ不足を感じ始め
いつまでも無いもの探しを続け
堂々巡りをし続けることになる。
優しく包まれているような
安心できて、穏やかで、満たされた温かさ
愛し愛されお互いを大切に思いやる心
そして自分自身への力強さと信頼、尊厳。
いつだって感じていたいのは
こんな感覚、感情ではないのかなと思う。
あなたが本当に欲しい、
感じていたい感覚・感情は何ですか？
あなたが幸せだなと感じるのどんな瞬間ですか？
今一度
見つめ直してみてはどうでしょう。
ちなみに私はこの日
朝は神社で祝詞を上げ
真夜中にお寺でお経を唱えてきました。
もはやどこへ向かっているのか分からない・・笑
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