今日は、社会企業大学主催の「ソーシャルビジネスコンテスト2011」
に参加してきました。
この大学の名誉学長である田坂広志氏
の講演と
大学の3期生7名の方による「活動計画発表」が行われました。
こちらの大学の生徒でも関係者でもないにも関わらず
わたくし、恥ずかしながら何度も涙を流してしまいました・・・
このような講演会やセミナーの場で泣いたのは初めてかも・・・
田坂氏によると
これまでの社会起業家は
営利追究を目的とせず、社会貢献を目的とし
ソーシャルベンチャーやNPOを設立して活動する起業家
というイメージでしたが
今後はそうではなく
立場を問わず
分野を問わず
「社会貢献」や「社会変革」の志を持ち
「現在の事業の革新」や「新しい事業の創造」を通じて
「良き社会」を実現しようと行動する人々
であれば、誰もが社会起業家になりうるとおっしゃっていました。
例えば、企業に属していたとしても、その企業の「本業」を通じて社会貢献をする
という考え方もできるわけです。
必ずしも、何か特別なことをしよう、と思う必要はなく
大切なのは
「どのような仕事をしているか」ではなく
「その仕事の先に何をみているか」
ということ。
この象徴的な例として、田坂氏が一つの寓話を読んでくださいました。
「二人の石切り職人」
旅人が、ある町を通りかかりました。
その町では、新しい教会が建設されているところであり、建設現場では、二人の石切り職人が働いていました。
その仕事に興味を持った旅人は、一人の石切り職人に聞きました。
あなたは何をしているのですか。
その問いに対して、石切り職人は、不愉快そうな表情を浮かべ、ぶっきらぼうに答えました。
このいまいましい石を切るために、悪戦苦闘しているのさ。
そこで、旅人は、もう一人の石切り職人に、同じことを聞きました。
すると、その石切り職人は、顔を輝かせ、生き生きした声で、こう答えたのです。
ええ、いま、私は、多くの人々の心の安らぎの場となる素晴らしい教会を造っているのです。
どのような仕事をしているか。
それが、我々の「仕事の価値」を定めるのではありません。
その仕事の彼方に、何を見つめているか。
それが、我々の「仕事の価値」を定めるのです。
同じ事をしていても、「不満」を見るひともいれば、「喜び」を見るひともいる。
カウンセリングの世界では、よく
「過去と人は変えられない」
と言います。
けれども
過去やその人そのものを変えることはできないとしても
「その過去」や「その人」の彼方に何を見つめるのか。
それを変えることはできます。
全ては「どう見るか」ということなんですね
今回の7名の発表者の方は皆輝いていらっしゃいました
本当にやりたい、成し遂げたい。
その意志が10分のプレゼンテーションから伝わってきました。
グランプリを決める表彰式で
受賞された方々がうれし涙を流されていらっしゃいました。
一緒に活動を支えてきた仲間や
他の発表者も涙涙・・・
そういえば
何かを一生懸命やって、涙が出るという経験なんて、何年もしていないなぁ・・・
そう思いました。
泣けるくらい没頭できる事、一緒に泣ける仲間がいる。
本当に素晴らしい
これこそ、「分かち合い」なんだなぁ・・・と
目頭が熱くなりました。
そして
私も喜びを分かち合えるような生き方をしよう
そう心に誓いました