電話の仕事をしていて
思ったことです。
先日、体重をかなり減らした対象者さんと
電話で話をしました。
どういうふうに体重を減らしたかというと、
1日1食しか食べていないとのこと。
栄養士的には3食食べてほしい!
なので、3食食べることのメリットと
デメリットの話をしました。
ですが…
「自分で考えているから何も言わないで」
といわんばかりの反応が。
デメリットも一蹴されてしまいました。
また、今後一生1食で生活するわけではないと
話されていたので、
リバウンドの話も合わせてしたのですが、
「その時は自分で考えるから」
とのこと。
なんだか腑に落ちない…
結局、個々人で合う合わないがあるから、
もし続けるにしても、
急激に体重を落とすことはしないようにと
いうことしか出来ませんでした。
よくよく考えると、
確かに体重は減るので、
(食べる量を圧倒的に
減らしているわけなので。)
今はまだメリットの部分しか
見えていない可能性もあります。
本当にその人に合うかどうかは
年単位で見ないと
わからない部分もありますし、
もうちょっと理論的に
理由をお伝えした上で
相手に本当にそれが正しいのか
考えてもらう必要もありました。
これ、対面だと
喧嘩になっていたかもしれない…
ただ、確実に言えることは
その人の時間を奪ったにもかかわらず、
何ひとつ有益な情報を
お渡しすることが出来なかったこと。
もしかしたら
その人のやり方を尊重した上で、
なにか提案をすれば
ちょっとは変わったのかもしれない。
栄養士としては
3食食べることを推奨するのは
間違っていないと思うのですが、
相手の話を聞くという点では
ちょっと違ったのかもしれません。
何とも言えないジレンマもありますが、
今、出来ることを考えていかないと。
