【10w0d】せつない宣告 | 【KLCで授かりました】2016.11月娘出産♪pear-cherryの不妊・不育・子育てのキロク

【KLCで授かりました】2016.11月娘出産♪pear-cherryの不妊・不育・子育てのキロク

4年の不妊治療、初回のIVFで子宮外妊娠。その後3度の流産。KLC転院後9回目の移植、41歳で5回目の妊娠そして出産へ。甲状腺機能低下症、坑リン資質症候群持ちの不妊・不育、生後8ヶ月で職場復帰したワーママです。お受験に参戦、2023年より電車通学っ子となりました。

昨日は眠れませんでした。

赤ちゃんの心臓がふたたび動き出すことはないでしょう。

そうわかっていても、そのミラクルが起こらないかと願ってしまう自分。

朝、夫の胸に耳をあて、心臓の音を聞いていました。
胸の中がもやもやしました。


8:30病院着。
1番に呼ばれました。


内診台でふたたび出会うベビー。
大きさはまたさらに大きくなっていて
頭もからだも形がはっきりしていたけれど、



心臓は動いていませんでした。


先生は静かに言いました。

「残念ですが、流産という診断をせざるを得ない。」



涙が噴射しました。



来週一泊2日で入院し、手術します。

胎児の染色体検査の予約もしました。
先生は、すでに医大で夫婦の遺伝子検査をやっていて問題ないのだから、胎児の染色体検査はやらなくてもいいのでは?とおっしゃったけれど、私はどんなことでもなんでもいいから、理由の一端が知りたい。

検査だけで数万円かかるのは100も承知で、お願いしました。


その後、採血や心電図など術前検査。
この病院では3度めの手術なので、勝手知ったるものの、最後のレントゲンで泣きました。

今までレントゲンはもちろん、電子レンジの電磁波やカフェインや薬など、いろんなことに気をつけてきたけど、そうか、もう必要ないんだ。


この子のためにと思い、最大限リスクは排除してきたけれど、もうレントゲン撮っていい体になっちゃったのか。

そう思ったらまた涙が勢いよく噴射して、レントゲン室のお姉さんを困らせてしまいました。


会社も遅刻です。
これから仕事にいってきます。
なんでこんな日に仕事なんだろう。