昨日は眠れませんでした。
赤ちゃんの心臓がふたたび動き出すことはないでしょう。
そうわかっていても、そのミラクルが起こらないかと願ってしまう自分。
朝、夫の胸に耳をあて、心臓の音を聞いていました。
胸の中がもやもやしました。
8:30病院着。
1番に呼ばれました。
内診台でふたたび出会うベビー。
大きさはまたさらに大きくなっていて
頭もからだも形がはっきりしていたけれど、
心臓は動いていませんでした。
先生は静かに言いました。
「残念ですが、流産という診断をせざるを得ない。」
涙が噴射しました。
来週一泊2日で入院し、手術します。
胎児の染色体検査の予約もしました。
先生は、すでに医大で夫婦の遺伝子検査をやっていて問題ないのだから、胎児の染色体検査はやらなくてもいいのでは?とおっしゃったけれど、私はどんなことでもなんでもいいから、理由の一端が知りたい。
検査だけで数万円かかるのは100も承知で、お願いしました。
その後、採血や心電図など術前検査。
この病院では3度めの手術なので、勝手知ったるものの、最後のレントゲンで泣きました。
今までレントゲンはもちろん、電子レンジの電磁波やカフェインや薬など、いろんなことに気をつけてきたけど、そうか、もう必要ないんだ。
この子のためにと思い、最大限リスクは排除してきたけれど、もうレントゲン撮っていい体になっちゃったのか。
そう思ったらまた涙が勢いよく噴射して、レントゲン室のお姉さんを困らせてしまいました。
会社も遅刻です。
これから仕事にいってきます。
なんでこんな日に仕事なんだろう。