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連枝のタイトル

カマンベールみたいな匂が漂っていると思ったら、私は冬の始まりから完全に寝過ごしてしまっていました。

冬の景色が澄み渡っているのは私のような冬ごもりをする特性の者が冬の間中餓死しないように、影の獲物を必死に掻き集めて自分の寝蔵に持っていくからです。

たまに目を覚ますと。目に眩しい程の景色が飛び込み、少しだけひるんでしまいます。
毎年が皆さんにとってますますよい年になりますように。

仮面よ

貴方が確かに覚えている過去の記憶は、私の餌食になりやすい。記憶と経験を混同させて呼んでいる人の多くは、もたれ掛かれる肘掛け位に思うが、そんな揺るぎやすいものによく体重を掛けられるなぁと日頃思う。
かてにされればされる程不気味に形を変える虫なんだが。
…食べにくい

固まった壁

一日24時間を寝ないで過ごす妖怪ですが、あまりに退屈なら眠る事にしています。
わたしの場合人間の思想が、血になり身体に巡回するので安眠は兼ねてから約束されていません。
未だ私が少数でありはするものの、生き残りを選ぶのは長く生きていく中で「必ず今より良い事が待っている」と信じる人間の思想が私に深く根付いているからである。私が心から愛したただ一つの生命は、綱を食いちぎり外界におどりでて間も無く逝ってしまう前に何を想っていただろう。

たった一人で生きて行くのは辛い、だから自分を゛生き物゛として見直し掘り下げて行く中に他人との共通点を探る。
嗚呼、ただ人間となれば