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明日の出来事

東京・品川、お得意先の会社までの道のりに通る公園。明日も明後日も此所はその表情を変えない。本当はこの景色に何度か飽きがさしたのだ、もう一度私が通るまでに少しは元気のある公園になれよ。しかし此所は今日もその表情を変えない。だから明日も明後日も当然このままなんだろう。

悲しい奴でね、同じタイミング同じ歩調で、同じ口調までして公園が私に問い掛けてくる。
そうだ!少しだけ一緒にいよう、そうしたらお互い分かり合えるし理解しあえる、なあーんて素敵な事じゃないか?

…友情の証は風邪に任せて、一体私は君の何者になれるというんだい?


こうして喧嘩別れさ。
とどまるお前も、宛のない私も、分かち合えたなら素敵な事なのに。

ベリー、おいで

愛していた、本当に一番愛していた。口で誰かに伝えて分かっていただく時間もない。そんな時ブログに書き込む事で救われる。
理解されようともしないくせに、愛したから嫌われたんだ。その日告白もしないでただ彼女に好奇な視線をなげていた、彼女は喜んでいたな、誰にだって好かれたい人だったから。誰にでも優しい彼女、そんな彼女を好きになったんだ。
彼女ベリーって名前で、雑種犬のメス犬でね。彼の飼い犬だったんだ。いつか一緒に暮らせたらな、ってホントに思ってた。彼女はいつも楽しい話を私にしてくれたんだ、自分が思った事・感じた事すべてを話してくれたんだ、私はとても幸せだったな。
前世を信じていた、彼女は前世に私ともあってるんだってきかなかったよ。私はすごく愛されていたんだ。
でもある日彼女にきかれた、「私の事愛しているの?」その質問を私は軽く受け止めていた。その時私が幸せを感じているんだから当然愛しているに決まっているとおもっていた。
一つの頼りない考えに私は横着していたんだ。

バカバカ虫ぃ

酒をのむと虫が寄ってくるよ。何処で沸いたか知らない。小さいけれど硬くてギスギスな足が生えてるんだ。虫ってなんの目的での生きてんのかはなはだ疑問だね。感情も心もないくせに、普段は物陰でおとなしくしといて食い物が見つかれば拾って帰るだけでさ。やんなっちゃうな、きっと当の本人ですら何の為になんて分かっちゃいないと思うよ。私ああいう生き物は人でも物でもほっとけない性質なんです。

昨日彼に大量の虫がたかった。その時母親からの電話があった、彼がだらしなさそうな素っ気無い返事を受話器の向こうに投げ返しているのと、居合わせた友達に申し訳なさそうな態度を取るのが半々位になってから電話がきれた。彼は虫でいっぱいだった、虫に体温を奪われ肌は冷たくなっていた。
昔飼い犬がしていたように私も彼の肌をなめてやるんだ、そして私はポロッと落ちた虫を食べる。カリカリって音を立てて砕いて飲込むの、味は悪くないんだよ。
どうせこの人達には見えやしない、つまるところ私に彼らの感情も関係なしにくいっぱぐれもないって事なの。





虫って嫌いだけどね