本日のテーマ←なにそれ
「嗚呼…涙の大井川」


そうそう、ワタクシ何故か3週に渡って静岡を訪れているのです。
先々週は東海道を歩き、先週はあやしい日帰り旅行の旅が当たり、
焼津やら清水に来ていたのでした。
興味がある方はコチラ 覗いてみてください。

今回歩く所とは全然違う場所を見れたので、あやしかったけどいい旅行でした。

さて、本日は


ひとり東海道五十三次-藤枝駅

7時33分 藤枝駅
ここからバスに乗り、昨日ラストの水守へ。
今日歩く所をバスで予習出来たので、これもまたケガの功名。
近くのセブンイレブンで体勢を整えて、


ひとり東海道五十三次-水守

8時10分 水守バス停
を出発。


ひとり東海道五十三次-白子由来の碑

8時30分 白子由来の碑
本能寺の変のときに白子の住人が家康の危篤を救い、町の名前が付けられたそうだ。


ひとり東海道五十三次-藤枝宿看板

8時43分 藤枝宿看板
この辺も元宿場を押してるんですが、


ひとり東海道五十三次-上本陣跡

これ何?地面に案内。斬新。気づ…きませんね。


ひとり東海道五十三次-勝草橋

8時52分 瀬戸川にかかる勝草橋
渡るとすぐに


ひとり東海道五十三次-志太の一里塚跡

8時55分 五十里 志太一里塚跡


ひとり東海道五十三次-青木の交差点

9時10分 昨日ここまで来たかった青木交差点


ひとり東海道五十三次-奥に藤枝駅

この写真のどんつきが藤枝駅です。


今日歩いた道もコンビニなどがあまりなく、心細く思っていると、
ふいに現れた西友。ありがとう西友。


ひとり東海道五十三次-休憩

ここで、一息。


ひとり東海道五十三次-古東海道

9時45分 古東海道跡
昔はここを分け入って島田宿に入っていたそう。
歩いている東海道になったのは、源頼朝上洛帰途で、鎌倉幕府翌年だそう。
まあこれもこれで十分昔ですが。


ひとり東海道五十三次-染飯資料館

9時55分 染飯伝承館
クチナシは足腰が強くなる薬ということで重宝されたのだそう。
本当は昨日買ったものをここで食べたかったけど、それほどお腹もすいていないので、


ひとり東海道五十三次-過去と現在

写真だけ撮って退散。

昔は小判型だったそうです。持ち歩き食べ歩きしやすそうですね。


ひとり東海道五十三次-染飯茶屋跡

10時 染飯茶屋跡

この辺りも


ひとり東海道五十三次-松並木
素敵な松並木。


ひとり東海道五十三次-上青島の一里塚跡本物

10時30分 五十一里 上青島の一里塚跡


ひとり東海道五十三次-東京から206km

10時45分 久々に1号と合流。東京から206km
島田市道悦島東。200km越えたー


ひとり東海道五十三次-島田宿看板

11時53分 島田宿看板


ひとり東海道五十三次-島田の一里塚跡

12時18分 五十二里 島田一里塚跡


ひとり東海道五十三次-といやばあと

12時23分 問屋場跡


この辺りが島田駅に近い所で今日はここまでにしようと思ったのですが、
時間もまだ早いので考えに考えた末先に進むことに。


ひとり東海道五十三次-大善寺時の鐘

12時46分 大善寺時の鐘


ここから、大井川川越遺跡に向かって歩く。
この遺跡一体は大井川を渡る旅人の管理業務などをしていた場所だそう。


ひとり東海道五十三次-立合宿跡

13時 立会宿跡


ひとり東海道五十三次-川会所

13時3分 川会所
とこの辺りで、雷がごろごろしだす。
やばいなーと思っていたら、雨が降り出した。
地図によると


ひとり東海道五十三次-大井川せぎ跡

せぎ跡
だと思われる所も写真に収めてみたが、違うような…
でもいろいろ考えてられないぐらい雨がひどいことに。
ここから大井川橋に向けて歩き、


ひとり東海道五十三次-大井川1

大井川橋
これはすごい!!富士川もすごいと思ったけど、こっちはもっとすごい!
1026.4kmあるらしい。
いやあ、昔の人はこの川を良く渡ろうと思ったね~


ひとり東海道五十三次-大井川2

ではここから大井川タイムレース!
なんて暢気なこと言ってられないぐらい、雨がひどくなる…
ここで、今日のテーマ「嗚呼…涙の大井川」となるわけですね。(前フリながっ)


ひとり東海道五十三次-大井川3

きっと晴れてたらすごい景色なんだろうと思いながら、
早足で1km渡る。風と雨すごかった~


私は1kmをだいたい15分ぐらいで歩くのですが、12分ぐらいだったので、
どんだけ早足で渡ったか分かろうというもの。
そこから雨が止む気配もないので、濡れながらも歩き続けることに。


ひとり東海道五十三次-金谷宿看板

13時40分 金谷宿看板
この看板の横に、


ひとり東海道五十三次-大井川川越

当時の川越の絵が。こんな優雅に渡れたんでしょうかね。


この辺りにはSL列車の大井川線も走っているみたいですが、

見に行く気力もなく、今日の最終目的地金谷駅がもうすぐのはず、

という一心で歩き続け、


ひとり東海道五十三次-53里金谷一里塚跡

14時1分 五十三里 金谷一里塚跡
そして、


ひとり東海道五十三次-金谷駅

14時5分 金谷駅
着いた~
本当は3日かけてここまで来ようと思ったけど、2日で歩いちゃいました。
明日も天気があやしいけど、掛川まで頑張ることにします。
明日も山越えだ~


☆7月30日 土曜日 くもりのち雷雨(泣)
 8時10分~14時5分
 歩いた距離17.2km

こんにちは。歩き屋ピーナッツです。
友達が名づけてくれました(笑)


8月は別の場所に歩きに行くので、東海道はお休み。
なので、会社お休み取ってまで来ちゃいました。


いつもの静岡行きの始発に乗り込み、うつらうつら途切れ途切れの夢をみつつ、
途中ハッと目覚めたら天気そんなによくないのに富士山が素敵な姿を見せてくれてて、

俄然やる気になってしまいました。恋する人の存在は大きいですね。ありがとう富士さん。。。


ひとり東海道五十三次-0729安倍川

9時 安倍川駅


この間終わった手越原に行く前に、途中にあった


ひとり東海道五十三次-長田JA

JA長田に寄る。
戦利品はミニトマト100円。明日の朝に食べましょう。


ひとり東海道五十三次-手越原

9時35分 手越原交差点。今日はここからスタート。


ひとり東海道五十三次-丸子宿看板
丸子宿看板。
てくてく歩き出すと、この界隈は松並木はないけど、


ひとり東海道五十三次-松

ぽつぽつと松が残っている。


ひとり東海道五十三次-大曲の松

9時48分 大曲の松
これは昔から残っている松なのだそう。


ひとり東海道五十三次-46里丸子

10時05分 四十六里丸子一里塚跡
何?一りつかあとって…あやうく見落とすところでした(笑)


ひとり東海道五十三次-東の見附

東の見付


ひとり東海道五十三次-丸子本陣跡

8時17分 本陣跡
ここらへんは元宿場を意識していて、看板等も充実。
そして、今日のメインイベント←はやっ


ひとり東海道五十三次-丁子屋

丁子屋到着。

広重さんの絵のモデルにもなったというとろろ汁のお店です。


梅わかな 丸子の宿のとろろ汁  松尾芭蕉


けんかする 夫婦は口をとがらして とんびとろろに すべりこそすれ 十返舎一九


朝からね ずっとおなかが とろろばら 歩き屋ピーナッツ←一緒に並べるな


と名だたる歌人が詠んでいるほど有名なのだそう。
しかし、ここに着いたのが10時半。開店は11時。
30分のロスはきついと思いつつも、とろろ腹になっている私は、もう止められない。
まずは付近を散策して、写真を撮ったあと、開店を待つことに。
満を持して開店。
奥の座敷に通され、メニューを見ると平日限定品がある。
しかも他の定食よりお安いではありませんか。
ということで、


ひとり東海道五十三次-宿場丼

宿場丼 980円なり
をいただくことに。
おしょうゆかけた方がいいと言われたけど、まずは素材の味を。
すげーおいしー。
とろろが変にねばっこくなく、キレがいい!
とろろの味もあっさりで素朴でどんどん入っていきます。
ごはんは麦を3割混ぜているのだそう。(ねばっこくならないらしい)
そして、お味噌汁(味噌は自家製らしい)も付け合せのサラダも美味しい!
私は子供舌なので、わさびが食べれないのですが、
ちょっとだけ一緒に食べたらまた風味が増しておいしー。
最初にごはんの量を大盛りか普通盛りか聞かれるんですが、
「少な目に」と言えなくて普通盛りで来ましたが、


ひとり東海道五十三次-ごちそうさまでした

あっさり完食しちゃいました!
さて、この栄養で峠を越えるぞー!


ひとり東海道五十三次-丸子橋の碑

丁子屋の前にあった丸子橋の碑


ひとり東海道五十三次-高札場跡

高札場跡


ひとり東海道五十三次-高札場跡

11時47分 赤目が谷 東京から188km


ひとり東海道五十三次-レストラン東海道と松

11時57分 名残の松 3本のうちの1本らしい
横に映るのはベタすぎる名前の「レストラン東海道」


そして見えてきたー


ひとり東海道五十三次-宇津ノ谷トンネル

12時25分 宇津ノ谷トンネル入り口
ここは、昭和のトンネル、平成のトンネル、明治、大正のトンネルとあるそう。
昭和、平成は歩行者はもちろんダメなので、横道から峠を越えます。


ひとり東海道五十三次-47里宇津ノ谷一里塚

四十七里宇津ノ峠の一里塚
ここも跡がないのだそう。


ひとり東海道五十三次-宇津ノ谷集落

まず宇津ノ谷の集落があるのですが、すでに先におそろしい階段が見えます。
この辺りは、「つたの細道」なるものや明治トンネル、御羽織屋などというものもあるみたいでしたが、


ひとり東海道五十三次-東海道のぼり口

12時40分 東海道登り口
を見つけてしまったので、山道に分け入ってみる。
もう、これがきついのなんの。
箱根、薩った、などなど峠を越えましたが、ここが一番つらかったー。
なにせ平坦な所がなく、休む場所もナナメ。
そして、ぼーっとしてると恐ろしい大きさの蚊に襲われることに。


ひとり東海道五十三次-峠の地蔵堂跡

12時50分 峠の地蔵堂跡
とにかく写真だけ撮って、蚊を散らしながら息を切らせて登ると、
この地蔵堂跡が頂上だったらしく、あとは


ひとり東海道五十三次-峠の地蔵堂跡

ものすごい下りが。
ここで、事件が起きたのですが、それは後ほど。。。


ひとり東海道五十三次-峠終わり

13時05分坂下
時間にして30分ほどの峠攻めでしたが、荷物の重さも相まって、疲労困憊。

今日私最後まで行けるかという不安が胸をよぎるが、歩くしかありません。


ひとり東海道五十三次-岡部宿看板

13時50分 岡部宿
宇津ノ峠を越すと岡部に入ります。


ひとり東海道五十三次-こけた

この看板の横に案内板があって、読んでみると…
はい、赤線部分に注目~。やじさんきたさんが先ほどの宇津ノ谷峠で転んだという記述があります。
ハイ、私も転びました。先程のもったいぶった事件。

それはこの年で、おしりからすってんころりんコケたのです。
もちろん誰にも見られませんでしたが、一人で「イテテ」と言ってる時の、
なんともいえない恥ずかしいこと…
でもまあ、やじさんきたさんもコケてたならいっかと思いました(笑)


ひとり東海道五十三次-常夜灯

そして、道標常夜灯さんも久々にこんにちはで、


ひとり東海道五十三次-大旅籠柏屋

13時57分 大旅籠柏屋
この間勉強したなまこ壁ですね。


ひとり東海道五十三次-小野小町

小野小町姿見の橋
旅の途中にここに立った絶世の美女小野小町がこの橋から川を覗き込んだところ、
旅の疲れで老けた自分の姿を見て嘆いた橋、と書かれてありました。
私も覗き込んでみましたが、老けた自分ではなく、キャディルックのおばちゃんがいただけでした。ガーン。


ひとり東海道五十三次-48里岡部一里塚

四十八里 岡部の一里塚 ここも跡がありません


ひとり東海道五十三次-問いや場跡

14時11分 問屋場跡


ひとり東海道五十三次-五智如来

14時25分 五智如来


ひとり東海道五十三次-岡部宿の松並木

ひとり東海道五十三次-岡部宿の松並木2

そして、岡部宿の素敵な松並木を見つつ、


ひとり東海道五十三次-東京から196km

14時45分 横内橋の手前 東京から196km
あとちょっとで200km!


ひとり東海道五十三次-49里鬼島の一里塚

15時13分 四十九里 鬼島の一里塚


ひとり東海道五十三次-鬼島の建場

15時25分 鬼島の建場
スルーしようと思ったけど、あまりにもすごくて写真を撮った


ひとり東海道五十三次-須賀神社の大クス

須賀神社の大クス


本来ならば今日はこの先の藤枝駅まで歩こうと思っていたのですが、
残りの行程見ても夕方になってしまいそう。
荷物の重さも体力を奪っていたので、ここらで諦めて、
バスに乗って藤枝駅を目指すことに。


ひとり東海道五十三次-水守バス停

1545水守バス停
今日はここで終了。明日はここからスタートします。


ひとり東海道五十三次-藤枝駅

16時20分 藤枝駅着
そして、本日(というか明日)のお楽しみ


ひとり東海道五十三次-喜久屋の染飯

喜久屋の染飯をゲット!240円なり。
くちなしの実で色を付けているらしく、くちなしは滋養強壮にキクということで、
昔から食べられていたのだそう。明日はこれを持って歩きます!


☆7月29日 金曜日 くもり
 雨降らなくて良かったです。そしてくもりなので歩きやすかった~
 9時~15時45分
 歩いた距離16km

なでしこおめ!
早起きして見ちゃいました。
TV見てたかったけど、振り切ってホテル出ました。

荷物が重たい…これは修行…
でも今日は薄曇りで歩きやすい~

静鉄を使い、まずは長沼で一里塚を撮り、もう一度静鉄に乗り込み新静岡へ。


ひとり東海道五十三次-新静岡

8時5分 新静岡
駅を出ると、丸井やら109が。
朝早くて良かった。
これ店が開いてる時間だったら、私の様相は浮きまくっていたことでしょう。


そんなおしゃれビルの前に


ひとり東海道五十三次-府中宿看板
府中宿看板。

ひとり東海道五十三次-脇本陣

8時10分 脇本陣跡

ひとり東海道五十三次-西郷山岡会見

8時15分 西郷・山岡会見場所跡

あまり歴史に詳しくないので、写真だけ撮りました(爆)


とさくさく見つけたあと、商店街的なところを抜けつつ

ひとり東海道五十三次-札の辻跡

8時25分 札の辻跡
(時代劇でよく見る御触れが出される場所)

だんだん街の要素がなくなり、普通の住宅が多くなってきたころ

ひとり東海道五十三次-府中の一里塚

8時50分 四十五里 府中の一里塚

そしてだんだんと遠目に安倍川橋が見えてくる。

ひとり東海道五十三次-弥勒看板

9時3分 弥勒
橋の手前のみろく公園内にて。


ひとり東海道五十三次-由比正雪の碑

ここには先日訪れた「正雪紺屋」の由比正雪の碑もありました。

一応「おとといあなたのご実家へ行ってきましたよ」とささやいてみる。

さてさて、ここからが本日のメインイベント、安倍川であべかわ餅を食べるです。

有名なのは、「せきべや」さんですが、10時からの営業時間ということで、となりの

ひとり東海道五十三次-かごや

9時7分 かごやさんへ。

ひとり東海道五十三次-あべかわもち

8つで400円。
あんこは、こしとつぶを2こづつにしてくれました。

あんこは注文してから、もちをくるんでいて、華麗な手さばきにみとれてしまいます。

きなこは田舎のばあちゃんちを思い出し、あんはほどよい甘さでした。

お茶も「沸かして冷やしました」みたいなピッチャーで出てきたり、店と家の中が一体になった感じといい、

ほのぼのな雰囲気。

ただ、福山雅治がここに来て、ラジオやコンサートのMCでしゃべったらしく、ずっとその映像が小型DVDから流れていてちょっと笑いました。

最後お店の外観を写真に撮ってたら、


ひとり東海道五十三次-福山

コレ
もらいました。ここに来たことをレポしてるブログのコピーでした。

ファンと間違われたかしら(笑)

しかし一口サイズながら、8個はきつかったかも。

(全部食べちゃったけど、夜までお腹すかなかった。腹持ちよすぎ)

ひとり東海道五十三次-安倍川橋

9時25分 安倍川橋を渡る
左を見ると新幹線、


ひとり東海道五十三次-安倍川橋真ん中

右は緑もゆる大自然。
素敵な景色です。

そのまましばらく歩き、

ひとり東海道五十三次-手越原交差点

9時50分 手越原で本日は終了~。

ここから安倍川駅まで歩き、(途中にJAの直売所があって買い物したかったけど、荷物の重さに断念。)

ひとり東海道五十三次-安倍川駅

10時12分 安倍川駅で終了~

お疲れ様でした~
10時26分 熱海行きに乗れ、その後運良く快速にも乗れて、14時前には地元へ帰ってきました。

さあ次はまた峠越えだー


☆7月18日月曜日 曇り

8時5分~10時12分

歩いた距離5.7km

この3日間で消費したペットの飲み物14本!

すぱっと良い目覚めでした。


昨日いただいたトマトの歯ごたえがすごくて、感動しながら朝ごはんをがっつり食べて、

清水駅から一つ戻り興津へ。興津駅からスタートです。


の前に


ひとり東海道五十三次-塩

これ、なんだか分かりますか?皺じゃなくて塩です。
こんな状態になったのは人生初めてですよ。汚いけどこのままいきます。←いくんかい


ひとり東海道五十三次-興津駅

8時18分 興津駅
少し歩くと、


ひとり東海道五十三次-興津宿公園

8時25分 興津宿公園
ここは通り沿いに


ひとり東海道五十三次-興津宿

看板や、


ひとり東海道五十三次-興津宿本陣跡


ひとり東海道五十三次-西本陣跡

本陣跡や、


ひとり東海道五十三次-籠屋

個人宅の玄関先にも
こんなのがあり、元宿場町を感じさせてくれます。


ひとり東海道五十三次-東京から166km

清見寺の手前に、東京から166km。


ひとり東海道五十三次-清見寺

8時40分 清見寺


ひとり東海道五十三次-怖い看板

ふと交差点を見るとこれは怖い…

ひとり東海道五十三次-坐漁荘中2

8時50分 興津坐漁荘
ここは、元老の一人元西園寺公望邸だそうです。
西園寺さんの説明は割愛するとして、すごく手入れされてて綺麗でした。

あとこの看板が有名なのだそう。


ひとり東海道五十三次-興津坐漁荘

庭から見た建物。


ひとり東海道五十三次-三保の松原

昔はここから海が見えたのだそう。今は高速しか見えない…


ひとり東海道五十三次-坐漁荘中1

ひとり東海道五十三次-坐漁荘中2

中もこんな感じでステキなことに。


そこからひたすら旧街道を歩く。今日はずっと街道なので、照り返しが厳しい~
また合ってるのか不安にかられながら歩いていくと、


ひとり東海道五十三次-常夜灯

9時10分 常夜灯発見。ありがとうございます。


ひとり東海道五十三次-細いの松原

9時45分 細いの松原


ひとり東海道五十三次-カキ氷

またまたカキ氷。ハロハロを 食べる若さは もうないの 一句詠んでみました。


ひとり東海道五十三次-江尻の一里塚

10時15分 四十二里 江尻の一里塚


ひとり東海道五十三次-清水駅

10時20分 遠くに見えるは清水駅
行きは興津まで6分。ここまで来るのに2時間。といつも思うことを思いながら、


ひとり東海道五十三次-稚児橋1

ひとり東海道五十三次-稚児橋2

ひとり東海道五十三次-稚児橋3

ひとり東海道五十三次-稚児橋4

10時40分 稚児橋
この橋の完成の折に、河童が川から出てきて走り去ったというエピソードから
河童のモチーフが4体。せっかくなので全部撮ってみました。


ひとり東海道五十三次-江尻宿木戸跡

11時 江尻宿木戸跡


ひとり東海道五十三次-追分ようかん

通りを歩いていると、「追分ようかん」の本店が。
クールダウンも兼ねて、ようかんをいただきました。
(詳細は別の散歩企画 にUPしたので、よければ見てください。)
ひとり東海道五十三次-元追分看板

11時43分 元追分


ひとり東海道五十三次-追分看板

11時50分 追分


ひとり東海道五十三次-うど

12時20分 有度(うどって読むんです)


ひとり東海道五十三次-草薙一里塚

12時23分 四十三里 草薙の一里塚


ひとり東海道五十三次-草薙神社大鳥居

12時45分 草薙大鳥居
ここからまた旧道に入るのですが、合ってるのかと不安になっていると、


ひとり東海道五十三次-草薙常夜灯

常夜灯さんありがとうございます。しかも昔のものだ。


旧道から1号に復活して1号沿いをしばらく歩くのだが、
実は今日はこの辺りから記憶がない(笑)ただひたすら足を動かしました。
多分、旧道と1号を行きつ戻りつしなきゃいけないみたいだけど、分かりません!
あと、今日どこまで行こうかと、明日行程どうしようかをひたすら考えてました。


ひとり東海道五十三次-東京から177km

14時11分 東京から177km


ひとり東海道五十三次-長沼の一里塚

14時25分 四十四里 長沼の一里塚

次の日の朝行って撮ってきました(笑)

一応妥協した1枚も残しておこうっと。
ひとり東海道五十三次-長沼一里塚


これ、ほんとはちゃんと跡があるみたいですが、どうしても見つけられず…
今調べたら分かったので、明日朝行ってリベンジして写真サシカエます!←変なとこだけ几帳面な人


ということで、サシカエ成功!


ここからは、日差しと時間との戦いで、静鉄沿いを(多分)ひどい形相で歩き、


ひとり東海道五十三次-新静岡

15時8分 新静岡駅で終了
昨日ちょっと面白かっただけに、ただ街道歩くだけはしんどかった~
あといろいろ迷って、1時間ぐらいロスってるのもテンションダウン。
下調べは重要だ~


☆7月16日土曜日 晴れ
 8時18分~15時8分
 歩いた距離17.3km

おまっとさんでした!←誰?


思い返せば、5月頭以来の東海道です。
6月も歩く予定でしたが、雨に玉砕。土日は近所を徘徊するのみでした。
それも楽しいのですが、やっぱり物足りない。

今日は、体中に日焼け止めをぬったくり、
ありとあらゆる熱中症対策を講じて静岡行きの始発に乗り込みました。


ひとり東海道五十三次-富士川駅

8時25分 前回終了した富士川駅を出発
本当はこのまま歩きたかったけど、どうしても富士川橋からの富士山を見たくて、
少し行程を戻る。


ひとり東海道五十三次-富士山1

8時50分 富士川橋
見え…ませんね。


ひとり東海道五十三次-富士山2

写真には写ってないですが、ほんの少し、ほんの少しだけ片肩だけ見せてくれました。
なんというツンデレ。


通りがかったおばさんに聞くと、この時期は見えにくいそう。
天気がよいから見えるって訳でもないみたいです。
やっぱり若輩者には…。
しばらく見て雲が切れるかと思ったけど、時間ももったいないので、
歩き出すことに。


ひとり東海道五十三次-岩淵の一里塚

9時5分 三十七里 岩淵の一里塚
前回と同様、素敵な眺めです。


ひとり東海道五十三次-常夜灯

常夜灯さんもお久しぶりです。


前回は富士川駅まで抜け道を下りましたが、今回は次の宿蒲原を目指します。
国道ではなく郵便局の手前の道を右に曲がり、山道へ。
ものすごく暑いのではと想像していましたが、これがそんなに暑くない。
湿気がないのか、照り返しがそんなに厳しくないのか。
この温度を体感すると、東京のビル熱はやっぱり異常だと思わされます。


ひとり東海道五十三次-いよいよ蒲原宿

9時25分 中の郷 岩淵と蒲原宿の境目。
ここからの東名越えがきついのなんの。
でも普段見れないものが見れたので良しとします。


ひとり東海道五十三次-東名高速

9時50分 東名を上から。
東名を越えるとそこはもう住所が蒲原。


ひとり東海道五十三次-駿河湾

蒲原も坂の町のようで、町の上からの駿河湾の眺めが綺麗でした。


ひとり東海道五十三次-蒲原の一里塚

10時5分 三十八里 蒲原の一里塚


ひとり東海道五十三次-蒲原の一里塚

10時10分 東木戸跡


いよいよここから蒲原宿です。
蒲原宿は昔の家がそのまま残ってるのが素敵ポイントらしく、
いろいろな家が紹介されています。


ひとり東海道五十三次-渡邊家土蔵

10時15分 渡邊家土蔵 今まで一度も崩れてないそうだ。


ひとり東海道五十三次-なまこ壁

10時20分 商人の家でこれはなまこ壁と言うらしい。


ひとり東海道五十三次-おやすみ処

10時40分 元上旅籠和泉屋とお休み処があり、今日初の休憩。
トイレをお借りすることが出来ました。


ひとり東海道五十三次-総けやきの家

10時45分 総けやきの家


ひとり東海道五十三次-旧五十嵐邸

10時50分 国登録有形文化財五十嵐邸跡 外は洋風、中は町屋のままというもの。


ひとり東海道五十三次-西木戸跡

11時25分 蒲原宿の終点、西木戸


ひとり東海道五十三次-蒲原駅

12時 蒲原駅


ひとり東海道五十三次-ここまで来た

街道に東海道の案内があり、ここまで来たよと。
おお、もうすぐ半分!


ひとり東海道五十三次-由比の一里塚

12時18分 三十九里 由比の一里塚 いよいよ由比宿


ひとり東海道五十三次-東枡型跡

12時22分 東枡型跡
さっと看板を読んだところによると、宿場の入り口は昔はこんなL字になっていたんだそう。


ひとり東海道五十三次-由比本陣跡

12時25分 由比本陣公園 由比の本陣は公園になっており、公園の中には安藤さんの美術館も。

(今日は素通り)


ひとり東海道五十三次-由比本陣公園内

公園内はとっても素敵。
そして、この本陣前にあるのが、


ひとり東海道五十三次-正雪紺屋

正雪紺屋。
由比正雪の乱を起こした人の生家なんだそう。


お店の中には今でも藍甕があって染めてるんだそうですが、
コストが見合わなくてなかなか商品としては作れないんだそう。
藍染を見ましたが、やっぱりプリントにはない微妙なぼかしとかは素敵。


ひとり東海道五十三次-手ぬぐい

しかし、とってもかわいい手ぬぐいハンカチを見つけてゲット!
この桜えび柄、というか桜えびは由比の名産品なんですね。というのも…の前に、


ひとり東海道五十三次-カキ氷

カキ氷をいただき英気を養い、


ひとり東海道五十三次-やじきたとYK

妙にリアルなやじきたと遭遇し、商店街的な道をひたすら歩くも、


ひとり東海道五十三次-由比桜えび通り1

桜えびオシです。生にコロッケにかき揚げに。いろんな誘惑がありましたが、ふりきり先を急ぐと、留めに


ひとり東海道五十三次-由比桜えび通り2

こんなのありました。


ひとり東海道五十三次-由比駅

13時30分 由比駅


さてここからは、今日のメインイベント薩った峠越えです。

(ったの字が常用でないため化けたりするのでひらがなにします)
由比から興津は海沿いにバイパスと東名があるので歩けません。
なのでその脇の峠を越すのですが、そのご褒美が


ひとり東海道五十三次-薩埵峠の写真

コレらしい。
この景色のためにもうひとがんばり。
由比駅を過ぎるとすぐに「薩った峠はこの歩道橋を渡る」とあり、
そのまま道なりに歩く。

ひとり東海道五十三次-日陰の猫

ゆるい坂をずっと歩いてくと、建物の影に合わせて細長く寝ている猫に遭遇。
アハハかわいいと思っていたが、後に自分もこの猫のように陰を探して歩くことになろうとは

このとき思いもしなかったのであった…


ひとり東海道五十三次-絶景駿河湾

峠の途中からはキラキラの駿河湾


ひとり東海道五十三次-西倉沢

14時10分 四十里 西倉沢の一里塚


ひとり東海道五十三次-望嶽亭跡

その対面に望嶽亭跡。名前がごっついですね。
と思ってたら、いきなり


ひとり東海道五十三次-峠キタコレ

峠キタコレ。
ひーっと思いながら時々見える絶景や、


ひとり東海道五十三次-みかんの木

みかんできつさを誤魔化し歩く事数分、


ひとり東海道五十三次-興津宿へ

由比と興津の境がありました。


ひとり東海道五十三次-峠キタコレ2

さらに上り、ついに


ひとり東海道五十三次-いよいよ展望

14時33分 展望台キター!
見えるのか、見えるのか??


ひとり東海道五十三次-薩埵峠展望台1

やっぱり見えないー!
まあ正確に言うとまたちょっとだけ見えたのですが、
もちろん写真には写っておらず、写真には写らない美しさがあ る か ら~
と言い聞かせてみる。


ここで一つの出会いが。
富士山きっかけで言葉を交わしたご夫婦がとても素敵なご夫婦で、
話をしているうちに、


ひとり東海道五十三次-もらいもの

これ、いただいちゃいました!今もいで来たそう。何故か煮干まで。
朝ごはん用に野菜を調達しようと思っていたので、とてもうれしかったです。
清水に住んでらっしゃる素敵ご夫婦と愛犬のリカちゃん、どうもありがとうございました。


この展望台からは、遊歩道的な位置づけの山道をひたすら歩く。
陰を、陰をください。(さっきの猫の気持ち)
歩きながらも未練がましく振り返っても、


ひとり東海道五十三次-薩埵峠2

見え…ませんね。


ひとり東海道五十三次-薩埵峠3

見え…ませんね。


ひとり東海道五十三次-もののけ

なんだかもののけが出てきそうな林を抜けると、峠終了。


ひとり東海道五十三次-峠くだる

15時 興津駅の標識が出てきました。ひーここから1時間かかるのか…


ひとり東海道五十三次-なにあの坂

と、先に目をやると、何あの向こうに見える坂。
今上って下ったじゃないと思ったら、手前を曲がれでした。ホッ。
昔は興津川は渡し船で渡っていたということで


ひとり東海道五十三次-川越遺跡

15時30分 川越遺跡
ここから興津駅に向かってひたすら歩くと、久々に1号線に合流。


ひとり東海道五十三次--東京から165km

おお、165kmですか。そしてその対面に


ひとり東海道五十三次-興津の一里塚

16時30分 四十一里 興津の一里塚
ちょっとこの草に埋もれ気味の一里塚を探すのに手間取りましたが、無事に


ひとり東海道五十三次-興津駅

16時35分 興津駅で終了~


☆7月16日土曜日 晴れ
 8時25分~16時35分
 歩いた距離19.5km


ひとり東海道五十三次-茶コーラ

オマケ 静岡の茶コーラ
地元のもの、これぐらいならいいよね、ということで、飲んでみました。
そんなに甘くなく、さっぱり味。
でも果たしてこれはコーラなのか…