白藤(haku)です。
この動画を観て思い出したこと。
14年ほど前、一回り年上の先輩に
『あんたは覚悟が足らん!!』
と叱られました。
2007年3月25日能登半島沖地震。
あまり大きな地震ではなかったので
ニュースに取り上げられることは少なく
知らない人も多いのですが
この地震の影響で実家は半壊し、酒蔵が潰れ
建て直しに相当な○り○れが必要になりました。
金額を聞いた私はパニックになり
数ヶ月不眠状態が続き
「家が潰れる😨」「家族が路頭に迷う😭」
1人で悲劇のヒロインを演じ
勝手にストーリーを描き
それを仕事中に思い出して泣く……
という、とんでもなく面倒な人間でした💦
(今となっては笑い話ですが😅)
なぜ思い出したのかは分かりませんが
自分のちっぽけな尺度で
人や物事を測っていたこと
悲劇のヒロインになって
勝手な思い込みで同情して泣いてたこと
泣いてる自分に酔っていたこと
大変な思いをしている家族に
何もしてやれないと言いながら
自分じゃなくて良かったと思っていたこと
家族を信じていなかったことetc.
情けない姿がたくさん浮かんできました。
『あんたは覚悟が足らん!!』
そう言われたのも当然だと今なら分かります。
現実を受け入れる覚悟がなかったし
家族思いの優しい自分でいたかったから
それを演じるために泣いていた。
「自分じゃなくて良かった……」
自分のことしか頭になかったのに
それを隠すために優しい人間のふりをして
偽善っぷりを誤魔化して泣いてた。
本当に家族のことを思うなら
泣いてる場合じゃないし
家族のためにできることも
自分がやらなきゃいけないことも
しっかりやり遂げることが一番大事なのに
そこに意識を向けずに泣いてばかりだった私は
本当に迷惑な人間だったと思います。
起きてもいないことで不安になって
仕事中に泣くとか
ホンマに恥ずかしい過去ですわ💦
なぜ、この動画で思い出したのか……。
加藤さんの覚悟を感じたから?
自分自身の覚悟が足らないから?
どちらもあるのかなと思います。
否定される度に「できる」と確信する加藤さん。
嫌われることで上がると仰る加藤さん。
この境地にいたるまで
壮絶な人生を歩んでこられて
私たちに真実を伝えてくださっている。
「覚悟が足らん!!」
この言葉を加藤さんからのメッセージとして
受け取ったのかもしれない。
帯を締め直して取り組みます!!