猫は窓辺が好き | 英語の極意  弁理士 奥田百子

英語の極意  弁理士 奥田百子

英検1級、弁理士
翻訳歴20年以上
翻訳の大学院で10年以上教えています。

英語に興味ある方、英文を書けるようになりたい方、英検を受ける方にお読み頂けるブログです。
翻訳者からみた英語の極意を話しています。


メールアドレス momoko.okuda@gmail.com

猫は窓辺(by the window, near the window)が好きです。

 

この子が私の部屋に入りたがるのも、私に会いたいのではなく、窓辺があるからです。

This boy likes my room, not because he wants to see me, but because he wants to be by the window.

 

なぜでしょう?

Why do cats like to be by the windoew?

 

ChatGPTの答えです。

 

刺激を求めている(seek stimulation)

日光で暖かい(warmth and sunlight)

窓周辺の領域をテリトリーと知覚(perceive the area around the window as their territory)

 

そして、sense of control(支配している感覚)

 

(訳)窓辺に居ることで、猫が環境を支配していると感じることができる
 

「Being by the window allows cats to feel in control of their environment. 」

 

 

(訳)猫は、室内で安全と感じている一方で、外の世界で何が起こっているかを見たいのである
 

「They can watch what's happening outside while still feeling safe and secure indoors.」

 

                       ↓

窓から見える外の世界を縄張りと考え、室内で安全な状態を確保しつつ、窓から外を見たい、ということのようです。

 

そんな環境は家猫だからこそ与えられることです。野生ネコであれは、廃墟などに入って、そこから外を見るしかありません。それでも安全を確保しつつ見ることはできません。

 

キーワード

in control of~ ~を支配(管理)している 

what's happening outside 外で起こっていること

 whatは関係代名詞です。things whichに置き換えることが可能です。「~であること」という意味を表し、先行詞がないのが特徴である関係代名詞です。

like to be by the window  窓辺に居ること

like to being by the window ということもできます。

 like は、不定詞(ここでは、to be)と動名詞(ここでは、being)の両方を目的語とすることができます。