mail(郵便物)は数えられない? | ChatGPTとの会話で学ぶ英語入門

ChatGPTとの会話で学ぶ英語入門

ChatGPTやGemini などAIを使って英語を学習する方法を説明するブログです。無料で楽しみながら英語が身につきます。

mail

郵便物

 

この単語も実は不可算名詞です。これはかなり意外だと思います。

 

郵便屋さんが運ぶ「郵便物ひとまとまり」を指して、

 

mail

 

と言い、「郵便物」という集合名詞になります。

 

郵便屋さんが多くの郵便物をバイクで運んでいる

 

The mailman is carrying a lot of mail on her motorbike.

 

バイクに乗った郵便配達員のイラスト(女性)

 

このように、「多くの郵便」という場合も、a lot of mail のように「s」をつけません。

これはかなり驚きです。

 

実は、mail には「手紙」の意味はなく、手紙であれば、letter 、ハガキであれば、postcardといえばよいです。もちろん、どちらも可算名詞なので「s」を付けられます。

 

mail はほとんどの意味の場合、不可算であり、「郵便列車」の意味の時だけ可算になります。

 

「2通の郵便物」というとき、どうしても複数を使いたければ、

 

2 pieces of mail

 

といえばよいです。mail にpieceを使うのも、あまりにも意外です。

 

この点で、家具(furniture)と同じに考えればよいです。

 

2点の家具

2 pieces of furniture

 

との表現をとったことを思い出しましょう。

 

郵便物をひとまとまりのものと考える点には、日米の違いを痛感しますが、これは「郵便物」=手紙、ハガキと考える日本語のニュアンスに起因していると思います。

 

ところで、「メール」という場合、今日では、ほぼ「電子メール」を指します。email の可算、不可算にも色々ルールがあり、今回のお話はこれとは違います。

 

電子メールについては、また追ってお話しします。