needという単語について改めて | 英語の極意  弁理士 奥田百子

英語の極意  弁理士 奥田百子

英検1級、弁理士
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翻訳者からみた英語の極意を話しています。


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私の印象としては、needは助動詞、名詞のイメージが強いです。

 

You need to know significance of mutual understanding.

相互理解の重要性を知るべきだ。

 

という文章でも、

need to

は助動詞と思っていましたが、

辞書を調べると、これは

動詞

として使われている場合です。

 

ということは、

He needs to know.

 

という使い方もできるはずです。

 

The company researched customersneeds in healthy food.

企業は消費者の健康食品に対する需要を調査した。

 

これは

need

を名詞として使っています。いわゆる「ニーズ」です。                                        

 

 

A friend in need is a friend indeed.

 困ったときの友達こそ真の友達

 

という諺もあります。

これも名詞です。

 

need to”という形で中学で習ったのを覚えています。つまり、to とセットで覚えました。

 

助動詞として使うなら、

 

He need know.

 

のように、三人称単数でもneedsを付けずに使えるはずです。

 

頭が混乱しますが、

 

ビジネスで英文を書くときは、

「~する必要がある」は、

 

require, should

 

を使うことが多いです。

 

You should know

 

You are required to know

 

このように、

required to

は非常に使いやすいフレーズです。

 

「ユーザはここにサインしてください」

 

という場合も、

 

Please sigh here.

Sign here.

 

という命令文にしてしまうと、ユーザを英文のどこに入れたらよいかわからなくなります。

 

Users are required to sign here.

 

とすればよいです。