aim toも英検のエッセイではよく使います | 英語の極意  弁理士 奥田百子

英語の極意  弁理士 奥田百子

英検1級、弁理士
翻訳歴20年以上
翻訳の大学院で10年以上教えています。

英語に興味ある方、英文を書けるようになりたい方、英検を受ける方にお読み頂けるブログです。
翻訳者からみた英語の極意を話しています。


メールアドレス momoko.okuda@gmail.com

ネイティブの英語でほぼ毎日見かけるフレーズとして、”help 人 動詞の原形“があるという話を以前のブログでしました。

もう一つ、ほぼ毎日見かけるフレーズとして、

 

aim to” 

~することを目的とする、~を目論む

 

があります。

  The government should aim to stabilize young peoples employment.

   政府は若者の雇用を安定させることを目論むべきである。

 

Foreign visitors in Japan aim to touch Japanese tradition.

 日本にいる外国人旅行者は、日本の伝統に触れることが目的である。

  

  Counterfeit products aim to make profits by riding on long-time confidence in famous brands for free.

  模造品は、有名ブランドに対する長年の信頼に無料でただ乗りすることによりレkを挙げることを目的としている。

 

 ところで私は特許翻訳の仕事をしているのですが、特許翻訳では、

This invention aims at processing data effectively.

  この発明はデータを効率的に処理することを目的としている

 

のように、”aim at in”というフレーズを使います。これが癖になっていて、英検の作文でも”aim at ing”と書きそうになったのですが、一般英語では、”aim to 動詞の原形”の方を使うようなので、こちらを書きましょう。