前回の記事で、一部間違いがありました。
正:ETCマイレージサービスのポイントは請求金額の10%
誤:ETCマイレージサービスのポイントは利用金額の10%
これは、当月に3,000の利用を11回した例です(通行料金欄参照)。
ここで、月初時点での還元額が8,000円残っていたとします。これは、前々月までの利用によって獲得したものの「残り」です。
この8,000円は、当月の通行料金に順番に充当されていきます。
上の例だと1日と4日の分に3,000円を充当し、7日の分に2,000円を充当して残りが0円となります。そして、その充当分を引いた額が請求額となります。
また、前月のETC利用で発生した還元額が10,000円だったとします。
これは、当月の20日から有効になります。20日0時以降の利用分に順次充当されていきます。
もちろん、20日より前の利用料金に充当した残りがあれば、それも充当に使われます。
そして、前述のとおり、ポイントは請求額に対して10%がつきます。
上の例では、今月の利用に対して1,500ポイントが付与されます。ちなみに、ポイントが実際に付与されるのは、次月20日です。
月末締めで翌20日にポイントや還元額が付与されるので、ちょっと複雑です。
ところで、当月利用によって発生する新たな還元額は、支払いが0円でも本来の利用料金が3,000円なら、それに対して付与されるそうですので、ご安心ください。
また、年度末にポイントが失効する件。
3月の利用分のポイントが付与されるのが4月なので、2月までの利用分でのポイントが5,000ポイント未満であれば、自動で還元額に交換されずに失効してしまします。
そのあたりが怪しい人や、自動で還元額に交換される設定になってない方は、3月20日から31日の間にETCマイレージサービスのマイページにログインして、ポイント残高確認したら手動で還元額に交換するなどしてください。
でも、複雑でよく分からないですよね。
私は、前回も紹介したETCマイレージサービスの試算ツールを機能拡張しました。
利用区間と利用日、それが休日・深夜割引の対象なのか平日朝夕割引の対象なのかを入力すると、前月シートも参照してポイントやら還元やら実際の請求額やらを全部計算してくれる優れものです。
スキーは下手でも、こういうことは得意なのです。