柚月麻子の「BUTTER」という小説は、とても危険な小説である。
この小説を32ページ目まで読むと、こう思ってしまうからだ。
「バター醤油ご飯を食べたい」と。
小説読んで何か食べたいなんて思ったことないし、
バターに興味持ったこともない。
でも、この小説読んだら、どうしてもエシレのバター醤油ご飯食べたくなって、
小説読み終わる前に食べてたよね。
この小説は、木嶋佳苗事件を元にしているのだけど、
木嶋佳苗をモデルにした人物カジマナが、主人公に、
「バター醤油ご飯を作りなさい」と言う。
バターのブランドは「エシレ」指定。
「美味しいバターを食べると、私、何かこう、落ちる感じがするの」
何その感覚(゜_゜)!!
「バターは冷蔵庫から出したて、冷たいままよ。本当に美味しいバターは冷たいまま硬いまま、
その歯ごたえや香りを味わうべきなの。」
この後に続く、カジマナの説明が絶妙すぎて、
これ読んだら、絶対にエシレバター食べたくなっちゃうと思う。
私も、ちゃんと言われた通りに食べた。
>めっちゃ控えめな量 笑
感想は、
これで、
こうよ。
>「た」
飲食店で行列ができてるお店は「糖と油」だってよくいうよね。
人間は、糖と油に依存しちゃうからね。
バターとご飯て、
まさにこれじゃないか・・!!
こんな危険なこと知っちゃって、
もう。。どうしようかしら。。。
なんて恐ろしい小説・・!