皆さん見たことあるこの図。
ダーウィンの進化論。
私は、この図を見せながら賢そうな人を見つけては相談した。
「人類は進化してるんじゃないんですか・・?」
何年も、解決できない問題を抱えていたのだ。
「二足歩行になって・・・なのに何で・・・」
両手をぎゅっと握りしめ、真剣な表情で本題へと入る。
「二足歩行の私が、四足歩行のねこに一切近づけない・・・」
>またおかしなことを
5年以上顔を合わせていたはずの野生のねこに、全く近寄らせてもらえないのだ。
顔を見るだけで逃げられる。
・・・あ。西野カナにこんな歌詞あったな。
「追いかけても追いかけても届かないこんなに好きなのに」
(Distance)
さすが西野大先生。私の気持ちを分かっている。
まさか野生のねこを追いかける時の気持ちまで・・・。
>絶対に違う
***
賢そうな人たちは言った。
「手が自由に使えるようになり、道具を使えるようになったんだよ」
バカ言ってんじゃないよ!!
>何てことを
私は・・・道具に頼りたくない。
***
一切野生の心を失わないねこに、どうやって追いつけるのかを考える日々は続いた。
そして、気づいた。
進化論の図、人の種の祖先の前足は、
こう。
一方、ねこの前足は、
こう。
人の祖先は、前足が地面にぴったりとくっついていないのに対して、ねこは、前足の裏全てが地面にぴったりとくっついている。
なんだ、そもそも違うじゃん
*\(^o^)/*!!
***
そもそもが全く違うのに、なぜか同じ土俵にいると勘違いしてしまい、比べてしまう。
あまりにも無駄でおろかな行為である。
私はねこに追いつけない。
そもそもスタートが違うのだから、比べて優劣をつけようなんていう方が間違っている。
その事実を受け止めるところから全てが始まるのだ。
>何始めようとしてるの