先月から、二回試験が終わった報告をもらい、
そんな時期なのだなぁと思うと同時に、自分の試験のこと思い出してた。
二回試験の前は、みんな受かる試験だし、これといって何か特別なことをやった記憶はない。
毎日ぴこちゃんと笑っていた記憶がある。
でも、司法試験の前は、「受験生やってるぞ」という自覚があった。
>ミーハーな気持ち
だから、受験生っぽいことやってた。
例えば、頭がよくなると聞いてDHAのサプリメント飲んでみたり。
>思いつく行動が頭わるい
***
いわゆる直前期には、もっと受験生っぽいことをしなければ、というミーハーな気持ちがあった。
司法試験は、5月の真ん中くらいに行われるので、
4月の終わりくらいは直前期であってると思う。
受験直前期の私が考えた、受験生としてやらなければいけないこと、
それは、
「ヤマ当て」だった。
>え
受験生として、ヤマ当てだけはやらなければいけないと考えた。
ヤマを当てる。
・・・かっこいい。
私の頭の中のヤマ当てのイメージは、
「流鏑馬(やぶさめ)」だった。
かっこいい・・!ヤマ当て!!!
ミーハーな私は、完全に何かを勘違いした。
そして、
「書をしたためなければならない。」
と思い、近所のスーパーに向かい、
墨汁と半紙と小筆(300円くらい)を購入した。
***
受験生として、必ず行わなければいけないヤマ当て。
向き合わなければならない儀式。
すっかりとおごそかな気持ちになっていた私は、
>何その気持ち
正座をして、
ペットボトルのキャップに墨汁をいれる。
>すずりを買い忘れる
ペットボトルキャップにいれられた墨汁に小筆をひたし、
げんしゅくな気持ちで、半紙に向き合い、
ヤマ当てを始めた。
念のためいっておくが、この時まで何年も墨汁など使っておらず、
また、書道が得意というわけでも、好きというわけでも、日常的に書をしたためていた、というわけでもない。
純粋に、受験生っぽいこと→ヤマ当て→イベント→楽しいである。
数週間後に試験を控えた4月29日、
私は、ヤマ当てをはじめた。
>刑訴、刑法
ちなみに、多分ヤマは当たってない。