私は、夏になると、
もうクリスマスソングを聴いている。
特別に好きなクリスマスソングがある、
というわけではなく、
クリスマスソング全般を聴く。
クリスマスの町中の浮かれた雰囲気が好きなので、
クリスマスソングを聴くことで、その浮かれた雰囲気を味わえる、
ということもその理由の一つである。
これ以外にも、
夏にクリスマスソングを聴くことには、すごい効果がある。
具体的には、
夏にクリスマスソングを聴く、
ということで、
「時間の経過早すぎる現象」を防止することができるのだ。
>以下、いつも通りおかしなことを言い始めます
大人になると、
そこかしこで、
「もう●月!?」
という、
「時間の経過早すぎでしょ」という類の会話を耳にする。
人々がこのように感じる原因の一つに、
クリスマスから年始にかけてのスケジュールがタイトすぎることが挙げられる。
クリスマスから年始にかけての時期は、
もう暦のスケジュールミスといっても過言ではない。
①クリスマス
〜12月25日
クリスマスまで浮かれさせておく(挨拶:メリクリ、食事:ケーキ等)
↓
②年末
〜12月31日
年末で大掃除などの行事(挨拶:良いお年を、食事:そば等)
↓
③年始
〜1月3日頃
新年で初詣などさらなる行事(挨拶:あけおめ・ことよろ、食事:おせち等)
これを、1週間そこらで回さないといけないのだから、
体も心もついていけなくて当然だ。
おそらく、
昔の偉い人は、
・12月を「師走」と呼ぶ
→この時期は忙しすぎてあっという間に過ぎるもんだよ、と告知
→OK
と安易に考えていたに違いない。
>違います
しかし、
冬の寒いときに、
冬眠もせずに、このクリスマス〜年始を乗り切るんだから、
心身ともにダメージを負うことは言うまでもない。
このダメージを引きずったまま1年を始めるとどうなるか。
各種方面で、ぼーっとしてしまう。
その結果、「時間の流れををあっという間に感じてしまう。」
・・・。
・・・無理もない。
>そんなバカな
☆☆☆
さて、ここで試していただきたいのが、先述の「夏におけるクリスマスソング理論」だ。
まず、夏の元気な時点で、クリスマスを感じ、
クリスマスを経てしまうのだ。
できれば、この時期から、クリスマス浮かれモードでいくべきだ。
なお、イルミネーション、ケーキなどは想像で補っていただきたい。
>補うもの多い
そうすると、
実際の12月25日、
すなわち、世間が「クリスマス」と呼ぶ日に自分はどうなっているか。
もう節分だ。
>めちゃくちゃ
私は、以前からこの理論を実践しているので、
世間がクリスマス、と呼び、浮かれている時期において、
粛々と、厳かな気持ちで仕事をしている。
もちろん、仕事以外の予定はいれない。
これは、
あくまでも予定がないから、ではなく、
世間がクリスマスを感じている頃、
私はもう、
お先に明けているからである。
>言い訳がましいな
なお、今年の私は春頃からクリスマスソングを聴いていたので、
少し早まりすぎて、
6月の時点で、
もう新年の挨拶を済ませてしまっている。
>早まりすぎ
1年は長い。
同じように見える毎日の中に、
今日しか見えない景色がある。
しんどくて、
どうしても何も見えない時には、
想像で、ケーキとイルミネーションを補ってもらいたい。
たいていのことは何とかなるから大丈夫。
さて、私はこれを聴きます。
>浮かれすぎ