こんにちは。
ピアノでキラキラ♪
世田谷区船橋
うえそのあつこピアノ教室です
すっかり春らしく、
あちらこちらで、桜のつぼみも膨らみ始めましたね🌸
感染の方は変わらず、不安な状況ではありますが…
さて、教室では6月半ば過ぎに発表会を予定しており、多くの生徒さん達が、ソロ曲の練習をスタートしています
そんな中、今日は教室オリジナル`お指のおさんぽ’ のご紹介です。
こちらは、主に幼稚園や、ピアノレッスンを始めて間もない低学年の生徒さん達とご一緒に、やっています。
`お指のおさんぽ’ の主な目的は、
指(まずは2.3.4 の3つの指)について、
・弾く時の形を整える。
・タッチを確認し、打鍵した時の、美しい音の響きを聴く。
という事です。
やり方ですが、
① まず、3の指のみで
右手は中央ドから高いドまで、
ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド
左手は中央ドから低いドまで、
ド、シ、ラ、ソ、ファ、ミ、レ、ド
と、1音ずつ丁寧に弾いていきます。
この時、
・第一関節をしっかり出す。
・3指の指先が、鍵盤の底の面に丁寧にあたる事を感じる。
・そしてその時の美しい音の響きを聴く。
これらの事を、しっかり理解してもらいます。
ここが正しく出来ていないと、この練習の意味が全く無くなってしまうので、すごく丁寧にやります。
今はコロナで積極的には出来ませんが、出来れば先生が、直接生徒さんの手をとって、指先の鍵盤底に触れる感触と、その時の音色も聴いて、じかに感じてもらうといいなーと思います
②そしてこれが出来たら逆パターンで、
右手 上行→下行 ドシラソファミレド
左手 下行→上行 ドレミファソラシド
もやってみます。
③次に、2の指、4の指でもそれぞれ同じ事をします。
毎週、右手、左手を1セットで1ステップずつやるので、ここまで1ヵ月〜1ヵ月半位かかります。
④2.3.4の指、1本ずつのタッチが出来てきたら、次は2.3指をスラーでつなげて弾いていきます。
ト音記号…右手
ヘ音記号…左手
です。
⑤2.3指スラーができたら、こんどは3.4指のスラーもやります。
⑥次に逆パターン、
右手 上行→下行
左手 下行→上行
もやっていきます。
こんな感じです。
こちらは先日の、年中Rちゃんです。
この時は、4.3指スラーを、
右手 下行
左手 上行
で、弾いている所です。
Rちゃんは、もうだいぶ慣れてきて、1日のレッスンで
左右 2.3スラー、3.4スラー
上行、下行、全てを出来る様になりましたが、
最初、右手 3.2スラー下行の時、
2指がふにゃっとしてしまったため、
しばらく3と2をつなげず、
3・2をノンレガートで、2指のタッチをしっかりさせて弾く練習をし、
それから3.2スラーで弾く様にしたら、2指もつぶれずよいタッチで弾ける様になりました。
今、Rちゃんはここまでの段階ですが、次は
2.3.4スラー
右手 ドレミ、レミファ、ミファソ〜
左手 ドシラ、シラソ、ラソファ〜
その後、こちらも
4.3.2スラー
右手 ドシラ、シラソ、ラソファ〜
左手 ドレミ、レミファ、ミファソ〜
も、やっていこうと思います。
また、`お指のおさんぽ’ では、まず5指の中心の位置になる、2.3.4指から練習します。
ここが整う事で、まるい手の形も安定しやすくなって来ます。
あ、それとこの練習をする前に、グー体操や、こちらのグッズなどで、
関節のトレーニングをしておく事も大切です
(グー体操は、シンプルですが効果大、西川奈緒美先生に教わりました♪)
今までにこの、`お指のおさんぽ’ を練習した生徒さん達、ハノンなどで形やタッチのお話をする前段階として、効果は大きいと感じています✨
それから、`お指のおさんぽ’ のネーミングですが、
これを始める頃の生徒さん、テキストでは、
ミドルC(ト音記号 ドレミファソ、ヘ音記号 ドシラソファ)の音域内でやっている事が多く、
その音域から出て、「広くいろんな所へおさんぽしよう!」という事で、
皆さん、何となく知ってはいる、
「ドレミファソラシド」「ドシラソファミレド」が弾けるので、はりきってやってくれます😊
音符も、テキストでは同じくミドルCの音域のみしか出てきませんが、
こちらでは、
ト音記号 ドレミファソ の次のラ、シ、ド や、
ヘ音記号 ドシラソファ の次の、低いミ、レ、ド
も興味を持って見てくれます
この段階では、これらの音符をすぐしっかり覚える事はしませんが、こんなふうに見て、触れておくだけで、
次への大きな1ステップにもなります♪
日々、頑張ってくれている、小さな生徒さんから大きな生徒さんまで、
皆さん、引き続き頑張っていきましょう❣️
お読みくださいまして
ありがとうございました。
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