今日は、久しぶりに近所の女子高の
新12年生(高校3年生)の日本語の
口頭試験準備のお手伝いに行って
来ました。
まだ一学期目なので、彼女達も試験の
準備を開始したところ。
たたき台を試行錯誤しながら、準備して
いるようでした。
口頭試験って、本当に個人の性格が
浮彫になるなぁと感じるのですよね。
準備は全く出来てないのに、度胸が据わっ
ている子は、下手だし、文法も間違いが
多いのですが、それほど悪い感じがしない
のです。
間違いすらも、個性でカバーというか、
そういう山師みたいなところが面白いのですよね。
(まぁ実際は、間違いは間違いとして、試験官は
ちゃんと審査しているのですけどね)
逆に、真面目で間違いを気にする子(稀に
オージーでもこのタイプがいるのですよね)は、
カチン、カチンに緊張して、試験官(今日の場合
は私ですが)の質問すらよく聞こえなくなって
しまい、何度も質問を聞き返すようになって
しまうようです。
そして、表情も暗いし、目が泳いでいるんですよね。
筆記試験をすると、この二つのタイプの差はあまり
ないか、もしくは逆転する場合の方が多いと思うの
ですが、口頭試験は、本人の性格が本当に影響
します。
今日のお手伝いをしていて、バレエも同じなのかな~
と思ってしまいました。
緊張は誰でもするのですが、その緊張をポジティブに
出来るかどうかで、コンクールやオーディションの
結果に影響をするのでしょうね。
娘も、今通っているバレエスクールに心理学のクラスが
あって、『舞台で緊張しないためにはどうするのか』
という授業を受けたそうです。
娘に授業の感想を聞いたら、
『う~ん、先生の言うことは分かるし、正しいことも
分かるけど、実際、その状況になってみないと
その通りに出来るかどうかは、わからん』
って、言ってました。
まぁ、現実はそんなもんなんでしょうね~
ところで、日本語の口頭試験の話ですが、
時間は1人15分間。
受験生1人対試験官2人という、結構、
受験生にはプレッシャーがかかる状況での
口頭試験になります。
前半7分強は一般会話。後半7分強は
各自が自分で調べた日本の文化について
話します。
もちろん、参考資料やメモなどの持ち込みは
一切認められていません。
一般会話は、中学から高校英語レベルを
日本語で話す感じかな。
ということで、皆さんもこちらの日本語の
口頭試験を英語で挑戦してみませんか?
本当は、口頭試験なので、耳で聞いて、
答えないといけないのですが、ブログでは
それはちょっと無理なので、英文を見て、
どれぐらい英語で答えられるか、
考えてみて下さいね~
1. Could you please describe about your family?
2. Could you please describe the town you live?
3. What subjects have you studied this year?
4. I presume you have been so busy this year.
Could you please tell us how you make yourself
relaxed and calm when you feel stressed?
(こんな長い文章を日本語で言われると、何を
聞かれているのか、普通混乱しますよね~ )
5. How long does it take you to get to school?
Also, how do you usually go to school?
こちらの12年生が準備する一般会話の質疑応答は
だいたい100問ぐらいあるのですよ~
(だから準備に一年ぐらいかかるのですよね~ )
今年、お花見した?
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