こんにばんは。

いつもご覧頂きまして
ありがとうございますクローバー


前回から
またまたかなり間が開いて
しまいましたが
更年期について語るシリーズ
本日4回目の投稿をしたいと思います。

なんと1年ぶり以上ですね汗

すみません。

本当に…悲しい

初めてご覧になる方は
過去記事からご覧になると良いかもです。






さてさて
前回は漢方について
少しだけ触れましたが

今回は鍼灸についても
合わせてお話したいと思います。

私の更年期の症状は多岐にわたり
結構辛かったのですが

(※更年期について語る① に詳しく書いてます。)

婦人科で最初に処方して貰った
漢方薬は
クラシエの加味逍遙散という
漢方薬でした。


漢方薬は
少し続けてみないと
効果の程はわからないので
服用してすぐに症状が改善することはなく
その後も辛い日々は続きました。

とにかくどうにかしたいと思うものの
ホルモン補充療法には
やはり抵抗があり
いろいろ調べた結果
鍼灸に辿り着きました。

何ヶ所かの鍼灸院のホームページを見ましたが
女性特有の症状についてもご相談下さいと
書かれていた鍼灸院を見つけ
ここしかないと思い予約を入れました。

予約当日。

院内に入ると
モグサの香りが漂っていて
癒し系の音楽が流れていました。

静かな院内ですが
治療中の患者さんの
イビキがあちこちから聞こえてきましたあせる

鍼を打ちながら
爆睡しているその光景が
その時は不思議でたまりませんでした。


鍼を打つ前に
症状を伝え
問診票を書いたのですが

この問診票が
とにかく細かくて記入するのに
時間がかかった記憶があります汗

症状についてや
生活習慣、体質について
食べ物、飲み物、薬やサプリメント…
などですが

例えば
食べ物についてだけでも
こんな感じ。

・好きな食べ物について
当てはまるものに○をつけて下さい。

甘い物、しょっぱい物、辛い物、酸っぱい物
脂っこい物、薄味の物、濃い味の物

など。


問診を書き終えて
施術着に着替えベッドに横たわると
先生がいらして

『よく鍼灸で治療しようと思いましたね。』

と、にっこり笑われました。

そして
先ずは両手首の脈を診て
お腹を押して何かを確かめている様子…

それと
舌を見せるように言われました。

いよいよ全身に鍼をトントンと
打ち始めて
暫しそのまま休んでいると

次第に
ウトウトまどろみはじめている
自分に驚きました。

その頃は
不眠の症状もあり
首や肩がガチガチだったのが
ふ~っと力が抜けて
なんて心地よい気分…

私には合っているかもしれないと直感し
暫く通ってみることに決めました。

施術は1時間半程で
料金は
確か3,300円だったと思います。
鍼灸は5,000円くらいのところが
普通だと思っていたので
丁寧に時間をかけて打って貰えて
3,300円はかなり良心的だなと
感じました。


その後
数年の間に料金は徐々に上がりましたけど汗

3,300円→3,500円→3,700円
現在3,900円ですが
それでも他に比べると
まだまだ良心的だなと感じます。

その後暫く通うものの
私の体はかなり強敵でした。

上半身に血が集まり過ぎて
下半身が冷えて
一向に脚が温まらないらしく

先生も毎回
鍼の打ち方を変えて
いろいろと苦戦している様子でした。


そして
何度か通っているうちに

あれ?
なんだか脚が暖かい!?
手に汗が!

という瞬間がやってきたのです。

先生も
『えーっ そうか、これでいいのか!』

と手応えを感じた様子。

そして
先生に言われことが

『漢方なんだけど、カレンさん
加味逍遙散はちょっと違うんじゃないかなぁ』

とのこと。


見た目的には加味逍遙散ぽいけども
実は違うと言うのです。

となると
更年期によく処方される3大漢方は

①当帰芍薬散
②桂枝茯苓丸
③加味逍遙散
 
当帰芍薬散は
色白で体力がなく
細くて華奢
冷え症で胃腸が弱い
『虚証タイプ』


桂枝茯苓丸は
体力があって
筋肉質でどちらかというと
がっちり系
血色がよくて便秘気味
『実証タイプ』

3つの処方の中で
もっとも血液の巡りを
改善する働きが強い。


加味逍遙散は
体力的には上二つの中間で
どちらかというと
イライラやメンタルの不調向け。


自分的には
加味逍遙散が合うと思っていたし
婦人科の先生も
迷うことなく加味逍遙散を
処方してくれていたので
驚きました。

加味逍遙散じゃないとすれば
他の二つのどちらかだけど…

先生に聞いてみても

『私は漢方医じゃないので
これ以上は言えません…』

と、教えてくれませんでした汗

東洋医学に詳しいのだから
本当は知っているくせに〜ちょっと不満

本来なら
漢方薬局などで相談するのが
よいのでしょうけど
残念ながら近くには
そういったところもなく…

なので
自分で判断するしかありませんでした。

体力はないけども
色白でもなく
細くて華奢ではないので
当帰芍薬散ではないかなと。

しかし…

体力もなく
血色もよくなく
便秘気味でもなく
がっちりでもないのですが

ただひたすら
血の巡りが悪いので
桂枝茯苓丸を
試してみることにしました真顔


もし合うようだったら
次回から
婦人科で処方して貰おうと
取り敢えずはドラッグストアで購入し
試してみることに。


定形外)【第2類医薬品】「クラシエ」漢方桂枝茯苓丸料エキス錠 48錠



飲んたときの味は
加味逍遙散より桂枝茯苓丸の方が
飲みやすく感じました。

暫く飲んで見たら
顔のくすみが良くなった気がしましたが
症状的には効いているのかは
不明でした汗


鍼灸院の先生に
話したら

『桂枝茯苓丸で良いと思います。』

と言うので
その後は婦人科で処方して貰いました。

先生の話だと
加味逍遙散は血を補う作用があるそう。

しかし
私の体は血の巡りが
かなり悪くなっているので
血をどんどん補われると
益々上手く血が巡らなくて
具合が悪くなってしまっているんだそうです。

そんなこと
婦人科の先生は知らないと思います汗

婦人科の先生に
桂枝茯苓丸を処方して下さいと
話したところ

『桂枝茯苓丸はさ
赤ら顔でがっちり固太りな人向け
なんだけどね…』

と、納得いかない様子でした。

でも
鍼灸院の先生は
桂枝茯苓丸で良いと言うのです。

暫く桂枝茯苓丸を服用しつつ
鍼灸院は最初は週2回
症状が少し落ち着いてからは
週1回通うようになりました。

行く度に
その日の不調を伝えると
症状に合った鍼の打ち方をしてもらえて
助かりました。

ここ数日眠れません…
不安感が強いです…
頭痛がしんどいです…
吐き気がします…
下痢しました…
肩こりがしんどいです…
とにかく怠いです…

こんな感じの症状がメインでした。

時には
足の指のしもやけも
治療してもらいました泣き笑い

しもやけは鍼を打って貰うと
一発で治りました!

鍼を打って貰う1時間半は
ガチガチの体がほぐれて
体が楽になりました。

家にいると
体調が悪くても
ついつい無理をしてしまうので
体を休める時間を
意識的に作れたことは
良かったと思います。


長くなってしまったので
続きは次回へ

次回はホルモン補充療法などについて
書きたいと思います。


それではまた〜