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Peace Study Notes

一筆書きでつづる素晴らしき世界のスケッチブック

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台風で延期になっていた運動会が 秋晴れの下 無事開催された



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トイレは1Fの児童用のものが開放されてたんやけど

そこで驚くべき物を発見した



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何と! 学校のトイレというありえない空間に「こびと」が!


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迷わず個室も確認すると やはりここにも!


子供達がトイレに入ってきたようで にぎやかな会話が始まった

思わず個室の鍵を閉めて 息を殺しながら会話を聴いた


「お~ こんなトコにこびとおるで~!」


「えっ うそや~ あっほんまや~! こびと こびと!」


無邪気な子供達は 宝物を発見したように大喜びし

トイレという殺風景な空間に 笑い声が響いた


ぼくは思わず嬉し泣きしそうになった



実は これは PTA厚生委員長としての奥さんの仕事で

ぼくも影のプロデューサーとしてコンセプトワークに関わっててん


PTAは輪番制みたいで 子供1人につき6年で1回はやらなあかんらしい

それが各委員長をすると 10年間免除の特典が付くみたいで

それならと 自ら手を上げたようだ


特にトイレの汚れがひどく 清掃用品を揃える予算もないみたい


「お金をかけずに 現状を変えるには?」をテーマに

ブレイン・ストーミングを繰り返した


トイレが汚れるのは 皆が無関心だからだ

教室から断絶された 無味乾燥な空間に

“こびとの生息地” としての新たなレイヤーを導入し

まずは 少しでも関心を持ってもらうグランドデザインとした


ダンスフロアに人がいなければ

徐々にフロアを暖める選曲でつなぎ

やがて 踊りださずにはいられない

意外性のあるキラー・チューンを投入する感じだ


時には 権力さえ逆手に取って 人の心を踊らせていくのが

我が家なりの ゲーミフィケーション


ラジカルな発想には反対はつきものだが

奥さんの未来を見据えたねばりと 歯に衣着せぬ物言いで

今や 学校幹部さえ追い風となってくれているという


さて この小さな渦は どこまで大きくなっていくのだろう?


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伊賀上野が生み出した傑人といえば 我らが 松尾芭蕉だ


忍者屋敷のすぐ近く 伊賀上野城敷地内に

生誕300年を記念して建てられた

芭蕉の旅姿をイメージしたという

ユニークなデザインの俳聖殿があるので ぜひ立ち寄りたい


奥の細道などの常人ばなれした移動距離から

各地の情報収集がミッションだったとの芭蕉忍者説もあるねんで!



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中をのぞくと 伊賀焼の翁像が鎮座している

宇宙の断片を 5・7・5のたった17文字に落としこむ

鮮やかな手法は やられた!という他ない


一つ一つはありふれた言葉でも 組み合わせの妙というか

言葉のセレクトと 配置するセンスとが ずば抜けている

彼は時空を超えた “ことばのスタイリスト” なんだろう


例えば トリッカーズの革靴を履くとする

あなたなら どんなパンツと合わせるか?

ぼくなら 断然ウールパンツなんかより

洗いざらしのジーンズやチノパンがかっこいいと思うんやけど


彼の哲学は俳句表現を超えて

ぼくの人格や生き方にも 大きな影響を与え続けている


ポップでドープ

少しはずした王道


ぼくが 他人の視線や評価を ほとんど気にせず

独自のリディムで歩んでいけるのは

彼のおかげかも知れない

いつだって 「それでえぇねんで!」と

心の芯から勇気づけられるんだ



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ふもとの高校に通っていた頃は

あまり そのありがたさがわからなかった伊賀上野城


仕事で寄った宮城県の白石城 もそうやったけど

身の丈にあった こぶりなサイズ感が 無駄なく端正で美しいわ



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伊賀上野城といえば 築城の名手だった 城主 藤堂高虎

大阪城とトップを張り合う城壁の高さは 約30m!

たとえ 地方の小国であっても 独自のセンス・技術があれば

歴史に名を残せるということだろう


日本中の城壁を舞台として トップクライマーが競いあう

クライミング・サーキットがあれば

世界に誇る一大イベントになるんじゃないだろうか?

協賛には ぜひ関西のパナソニック シャープ社あたりで景気良く!



そういえば同じ高校の入れ違いの先輩にあたる

歌手の平井堅さんも かなりオリジナルな存在やわ

なんかJ-POP界に 突然変異的に現れた濃い芸風やったけど

今やデビュー15年以上のベテランやもんなぁ



なんしか 伊賀上野城一帯 ただならぬ磁場を放ってます

現代をサバイブするための 先人の知恵が今に息づいている


癒しとは無縁の “動のパワースポット” といえるだろう


しかし 藤堂高虎の兜も 笑うしかない大胆不敵さである…



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地下の忍術体験館を出ると

忍者屋敷の裏手で忍者ショーをやっているみたい


300円の別料金が要るし

どうせ子供だましの忍者ごっこだろう

あこぎな商売やなぁと たかをくくっていると

気持ち良く裏切られることになる


先入観は捨てるべし やっぱ食わず嫌いはあかんなぁ



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おせじにも ファッションセンスはイケてるとは思えない

忍者のお兄さんの 逆三角形のガッチリした体格と

繰り出される 朗々と自身に満ち溢れた

しかし微妙にズレたトークのギャップに 観衆は次第に引きこまれていった


これが “つかまれる” ということだろう

ぼくも 「これは真剣に観なあかんわ」 と姿勢を正し ショーに臨んだ



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とうにコスプレの域をはるかに超越する

一大スペクタクルが繰り広げられた

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よくあるチャンバラシーンを ネクストレベルにまで引き上げているのが

要所に練りこまれた ベタ気味だがシュールな “笑い” だ


九ノ一が忍者の美ケツに渾身の一撃を!

迫力ある 「ドゥフゥッッッ…」 という 鈍いサンプリング重低音が

サラウンドスピーカーを震わす


すわ絶命かと思いきや

最前列のぼくの息子に 美ケツに刺さった刀を抜くという 大役がまわってきた

とまどいながらも 舞い降りた美味しいチャンスは

確実にものにするのがたくましいぞ


再び 迫力ある 「ドゥフゥッッッ…」 という 鈍いサンプリング重低音が

サラウンドスピーカーを震わす


かくして絶命をまぬがれた忍者に

手裏剣投げゲーム無料券をもらい 息子も嬉しそうだ



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忍者ショーにとどまらず

傘回しでも魅せる魅せる


常に笑顔を絶やさず 飄々と芸を繰り出していく

白鳥の水かきのように

裏に隠された膨大な時間と苦労を微塵も感じさせない


これは 一流のストリート芸術だと思った

これが エンターテインメントなんだと確信した


デジタル時代のコンテンツとは?

TVに出てる あたりさわりのない ひな壇芸人

クイズや 物まね歌合戦 鬼ごっこに興じる お笑い芸人…


芸とは 哲学であり

生き方そのものなんだと 眼を開かれた貴重な時間だった


実際 忍者は人心掌握にも長けていたらしく

話術や芸を駆使しながら 町に溶けこみ 重要な情報を集めていた


どこにも属さず よりかからず インディペンデントな姿勢

変わらないためにこそ アップトゥーデイトに自身を更新させていく

そんな現代に生きる 忍者を目の当たりにすることができた



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会場片隅の掲示板に 人知れず張り出してた

ローカル新聞のインタビュー記事を見つけた


記事を読み 彼のみなぎる熱量の謎が少し解けた気がした


この熱を 世界中に伝染したく

以下サンプリングしまっす♪

↓↓↓


伊賀流忍者ショーの「知の助」は、

四日市市下海老町の伊賀流忍術継承者

浮田和貴さんの次男知義さんが演じている。

ショーでは伊賀忍者特殊集団「阿修羅」の一員として出演、

武芸と曲芸の伝統文化を披露する。


幼いときから父(「半蔵」役)の忍術の練習を見てまねた。

「忍者は発明家であり、天才です。諸国を巡って暗号で情報を送る、

現在のパソコンのような存在です。そこに引かれました」


目立つことが大好きで、小学生のころの夢は、映画に出ることだった。

高校1年生の時に、後の傘回しの師匠に出会い、

「人のしないことを身につけなさい」と言われて曲芸を志した。

そして世界で一人しかできないという「一銭玉の傘回し」を会得した。


従って今の仕事は伊賀流忍者と大神楽曲芸師だ。

忍者や曲芸師の世界でしか習得できなり論理と直感が得られるのが楽しい。

忍者ショーを始め、結婚式、杮落としなどの祝いの席で芸を披露する。


人間的にも技術的にも「全てが勉強」と、

毎日ノートを取って自分を磨くことに全力投球をしている。

自分も人間として生きている限りは何かが残せるはず、と思うからだ。


夢は忍者と曲芸を生かした映画を作り、それを通じて自分の目で世界を見ること。

「他の人に夢、希望、元気を与えられるような人物になりたい」と、若者らしく語った。