台風で延期になっていた運動会が 秋晴れの下 無事開催された
トイレは1Fの児童用のものが開放されてたんやけど
そこで驚くべき物を発見した
迷わず個室も確認すると やはりここにも!
子供達がトイレに入ってきたようで にぎやかな会話が始まった
思わず個室の鍵を閉めて 息を殺しながら会話を聴いた
「お~ こんなトコにこびとおるで~!」
「えっ うそや~ あっほんまや~! こびと こびと!」
無邪気な子供達は 宝物を発見したように大喜びし
トイレという殺風景な空間に 笑い声が響いた
ぼくは思わず嬉し泣きしそうになった
実は これは PTA厚生委員長としての奥さんの仕事で
ぼくも影のプロデューサーとしてコンセプトワークに関わっててん
PTAは輪番制みたいで 子供1人につき6年で1回はやらなあかんらしい
それが各委員長をすると 10年間免除の特典が付くみたいで
それならと 自ら手を上げたようだ
特にトイレの汚れがひどく 清掃用品を揃える予算もないみたい
「お金をかけずに 現状を変えるには?」をテーマに
ブレイン・ストーミングを繰り返した
トイレが汚れるのは 皆が無関心だからだ
教室から断絶された 無味乾燥な空間に
“こびとの生息地” としての新たなレイヤーを導入し
まずは 少しでも関心を持ってもらうグランドデザインとした
ダンスフロアに人がいなければ
徐々にフロアを暖める選曲でつなぎ
やがて 踊りださずにはいられない
意外性のあるキラー・チューンを投入する感じだ
時には 権力さえ逆手に取って 人の心を踊らせていくのが
我が家なりの ゲーミフィケーション
ラジカルな発想には反対はつきものだが
奥さんの未来を見据えたねばりと 歯に衣着せぬ物言いで
今や 学校幹部さえ追い風となってくれているという
さて この小さな渦は どこまで大きくなっていくのだろう?





